いつもジャンパー姿で

いつもジャンパー姿で

朝鮮人民は生前、いつもジャンパーを着ていた偉大な金正日総書記の姿を忘れずにいます。礼服でなく質素なジャンパー姿で人民がいる所なら山奥の村や最前線の人民軍部隊も訪れた総書記でした。総書記がジャンパーを着始めたのは1980年代からでした。

チュチェ73（1984）年5月中旬から7月初めにかけて偉大な金日成主席が外国を訪問して帰ってきた後のことでした。総書記は詰襟を着て外国を訪問した金日成主席に折り襟の洋服をこしらえて上げました。そして私が主席に代わって生涯、戦闘服を着て人民のために真面目に働くつもりです、なにとぞ主席だけは折り襟の洋服にネクタイを結んで休み休み働いて欲しいですと言いました。その当時、もはや総書記はいわれのあるジャンパーを着ており、主席はこの時から折り襟の洋服を着始めました。

朝鮮革命博物館の学芸員であるリ・ウンヒョクさんのお話です。

「金正日総書記はいつもジャンパーは戦闘服も同じだとし、自分は一生の間、ジャンパーを着るつもりだと言いました。今も日に何個所も現地指導し、人民の皆が奇跡と革新を創造するよう導いた総書記の姿がありありと目に浮かんできます」

チュチェ99（2010）年も暮れようとするある日のことでした。関係者たちは総書記に元帥の服をこしらえてあげたい旨を申し上げました。すると総書記はこのジャンパーが好きだ、人民に馴染んでいるこの服を着ていれば心が安らぐと言いました。生涯を通してジャンパーを着て人民のために、国のために現地指導の道を歩み続けた総書記でした。

朝鮮人民の心の中には普通のジャンパー姿の金正日総書記の優しい姿が深く刻まれています。

（フィーチャー）