真鍮の細型の矛先

真鍮の細型の矛先

真鍮の細型の矛先は古朝鮮後期の遺物です。古朝鮮は紀元前30世紀の始めに建国し、紀元前108年まで存続した国家です。

社会科学院の考古学研究所の博士リ・ジュヒョン研究室主任のお話です。

「形によって二つに大別されますが、一つめは長さが短く、二つめは長いのが特徴です。二つ目の中には長さが40センチメートルのものもあります。また二つ目には袋の口に紐を通すための輪が片方についているものもあります。紀元前15世紀に古朝鮮から分離し、紀元前12世紀前に独自の国家を建てた辰国地域で発掘された矛先の中には刃の部分が広く、真鍮の広い矛先と言うべきものもいくつかありました」

真鍮の細型の矛先は古朝鮮など朝鮮の古代文化の研究の貴重な資料となります。

（文化 - 歴史）