朝鮮は生きている

朝鮮は生きている

チュチェ26（1937）年6月4日の夜、ポチョンボの人たちの前で演説する偉大な金日成主席です。

22時、朝鮮北部の小さな市街であるポチョンボの夜空に一発の銃声が上がりました。金日成主席がポチョンボ戦闘の開始を告げる銃声でした。朝鮮人民革命軍の激しい攻撃によって、日帝の統治機関は炎に包まれました。市街は真昼のように明るくなりました。あちこちから人々が集まってきました。主席が演説しました。

その光景を朝鮮の有名な詩人であるチョ・ギチョンは長編叙事詩「ペクトゥ山」でこう謳いあげました。

・・・
うねる波は夜の海のよう
雲集する人々の前で高らかに叫ぶ金隊長
「同胞よ！
あの炎を見ているか
朝鮮は死んでいない！
朝鮮の精神は生きている！
朝鮮の心臓も脈打っている！
火をつけよ
侵略者の頭上に火をつけよ！」
・・・

その日から84年の歳月が経ちましたが、今も抗日の戦場には当時の姿がそのまま保存されています。

ポチョンボ戦闘指揮所

130発以上の弾丸の跡が歴然とした警察官駐在所

警察官駐在所の横の砲台

面事務所

消防会館（戦闘後、建て直されたもの）

金日成主席は追撃してくる敵軍を再び叩き潰す痛快な作戦を練り、口隅水山戦闘と間三峰戦闘を勝利へと導きました。

主席は回顧録で次のように思い起こしています。

「ポチョンボ戦闘の最も重要な意義は、朝鮮は滅びたと思っていた朝鮮人民に、朝鮮は死なずに生きているということを示しただけでなく、たたかえば必ず民族の独立と解放を成し遂げることができるという確信を与えたところにある」

（フィーチャー）