教育者の姿勢（リ・ギョンエ）

教育者の姿勢

ピョンヤンにあるピョンチョン区域*1ポンハク小学校*2は、教育の条件と環境がよく、教員の資質と生徒の実力が高いことで、全国的なモデル学校に数えられています。これには功労教員の称号を受けたリ・ギョンエ校長の努力に負うところ大です。

リさんは教員時代に実力が高く、人情に厚いことで、生徒に親しまれる教育者として噂が立ちました。リさんの門下生は誰もが優等生、模範生でした。リさんは生徒たちを単なる教育の対象ではなく、教育者を信じて国が任せたこの国の未来と思いました。

教育者としてのリさんの情熱と姿勢は、分科長、校長の仕事を受け持ったときも変わることがありませんでした。

校長になったリさんは、一番先に学校を教育現場に相応しく立派につくることから始めました。 教育に使われる手段と資源が豊かになり、教育の姿が変わっている時代の要請に合わせて、教育の条件と環境を改善して始めて、教員の資質を高め、生徒の実力を改善することが可能だったからでした。多機能化した教室を作り、廊下とホールを始め、全ての空間が教育に役立つものに、また教育のIT化を高い水準で実現しました。

リさんは学校の教員、教育研究院の研究者と心を合わせて、新たな教授方法を取り入れるための方途も模索しました。そして、数十の課外クラブを運営して、生徒が素質と才能を十分発揮するようにしました。その過程に、教授の新しい構造が設計され、それが実効があると認められて、全国的なモデル講習が行われました。

リさんは、生徒がいつも明るく、朗らかな笑いの中に育つようにするのもとても大事なことだと思い、教員のみなが生徒の生活を親心で顧みるようにしました。リさんの模範を見習って、学校の教員は母親の思いで生徒を自分の肉親のように見て、真心を尽くしています。その愛情と献身の中、生徒の実力は日増しに高まりました。

国のはからいで、新しい世代の教育に全てを尽くしているリ・ギョンエさんは国レベルの大会に何度も代表として参加し、功労教員、社会主義的愛国功労者に押し立てられました。

リさんは今も、富強な国づくりに寄与する立派な人材をより多く育てるため、知恵と情熱の限りを尽くしています。

（文化―教育、保健医療）