愛情溢れる学校

愛情溢れる学校

ピョンヤン市*1ピョンチョン区域*2にあるポンハク小学校*3に生徒と父兄の尊敬を受けている先生がいます。先生の名前はオム・ソンスンさん、これまで新機軸の教授方法を多く編み出して、生徒の学力を高めたばかりか、腕白な子供たちの生活も親心で顧みています。

祖母の下にいる生徒のため一週間に何度もご馳走をつくり、不勉強な子供の心理に合う教授方法を編み出すため夜を明かしました。教え子たちが家庭を築くときは、親心で家財道具などを用意して祝福するオムさんです。それだけ、恩師を懐かしむ教え子たちの手紙がしばしば届いています。人民軍や社会主義の建設現場で偉勲を立てた教え子たちの手紙を受けるときがオムさんには一番幸せなときです。

地方都市に生れ育ったオムさんが先生になる夢を抱いたのは小学校時代からでした。やさしい母のようにオムさんの勉強と生活を顧みた担任教師は娘でした。子供の時のオムさんは病弱な少女でした。担任教師は補い薬を用意し、病院のベッドの傍で夜通しおとぎ話も聞かせてくれました。幼い少女の目に教師の姿は世の中で一番立派な人に映りました。そして、大人になったらきっと先生になると決心しました。

20数年のキャリアを持つオムさんですが、一筋生徒に尽くすのを教育者の本分と見なしました。

やさしい母のように生徒たちを見守り、導いてくれる教育者がいて、この地の学校には暖かい愛情が満ち溢れ、子供たちの文読む声が高らかに響いています。

（今日の朝鮮）