医薬品の開発に励んでいる（ホン・ヨンイル）

医薬品の開発に励んでいる

共和国のチョンソン製薬総合工場で生産されている医薬品はその種類も多く、効き目のよいことで評判です。工場の医薬品研究所では、人民の健康増進に役立つ新しい医薬品の開発に励んでいます。

この研究所のホン・ヨンイルさんは近年、外用薬をはじめ、様々な医薬品を開発しました。ホンさんが新しい外用薬の研究を始めたのは、数年前のことでした。当時、先端技術が活用された新しい医薬品の開発は、多くの難問の解決を求めていました。

数ヶ国だけが生産している外用薬の製造技術を国の実情に見合う方法で確立するため、ホンさんは努力を惜しみませんでした。実験の途中に不慮のガス中毒で倒れたこともありましたが、ホンさんは退いたり、ためらったりせず、研究に打ち込みました。

試行錯誤を重ねた末、ホンさんは、全ての指標で高いレベルに達したゲル型の外用薬を開発しました。この他、ホンさんは、治療期間が短くて効き目のよい胃潰瘍の治療薬をはじめ、外科及び内科の病気の予防と治療に役立つ注射薬を相次いで開発するという成果を収めました。

ホンさんが開発した薬品は、その薬理作用が高く、臨床での意義が大きいことから、昨年の全国保健医療部門の科学技術の成果の展示会で高く評価されました。

ホンさんはこう話しています。

「より多くの課題が私を待っていると思います。今までの成果に慢心せず、国産の資源と原料に基づいて効き目のよい医薬品をより多く開発し、人民の生命と健康増進に積極的に役立たせるつもりです」

今もホン・ヨンイルさんは、国の人民的保健医療の政策を研究の成果で貫くため励んでいます。

（今日の朝鮮）

2020年の記事