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共和国に民族の正統武道であるテコンドーの発展のために尽くしたスポーツ選手がいます。テコンドーの理論分野の権威である人民スポーツマン称号の受賞者、アカデミー会員候補、教授、博士のムン・ウンジュンさんです。
ムンさんは朝鮮民族の正統武道であるテコンドーの威力を強くとどろかせる一心で、30年余りも研究に打ち込んできました。1980年代初めに生理的能力の限界拡張のための科学的な実験数値を発見し、それに基づいて身体各部位を鍛えるための新たな訓練方法を出しました。そしてこの研究の成果を自分の訓練に取り入れ、拳の恐ろしい打撃力を見せました。ほかの選手たちも同じ方法を取り入れて驚くべき打撃力を発揮しました。
ムンさんは共和国では始めて、テコンドーの動作とそれに伴う類型別呼吸の関係を科学的に解明し、材料による撃破の強さも新しく決めました。打撃力の測定器や反応速度の訓練機材をはじめ数十種の測定及び訓練機材を製作し、実用的な10個の型も作って授業と訓練に具現しました。制圧の技を最高のレベルで完成するなど、実践上の意義がある成果を次々と収めました。ムンさんは国からその功が認められ、高い国家叙勲に預かりました。
ムン・ウンジュンさんのお話です。 「人生というのは始まりも大事ですが、最後を立派に締めくくるのはもっと大事だと思います。今の私にとっては一番大事なのが時間、それです。ありがたいこの国のために自分のすべてをそっくり捧げたい思いです。朝鮮民族の正統武道であるテコンドーの発展に役立つ参考書の執筆に余生を尽くしています」
ムンさんは「テコンドー」、「護身術」など20種に及ぶテコンドー関連の本と数百編の論文を発表しています。その一つ一つにテコンドーの母国の気概を強くとどろかせることに幸せを見出すムンさんの愛国の思いが込められています。
献身の思いで一生を炎のように燃えつくしているこのような立派なスポーツ選手がいるので朝鮮民族の正統武道であるテコンドーの威力は日増しに強まっています。
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