金正淑女史と演劇「雷鳴」

金正淑女史と演劇「雷鳴」

「雷鳴」と言う題の演劇はチュチェ35（1946）年に創作されました。抗日革命闘争のときのポチョンボ戦闘の歴史的勝利を取り扱ったものです。

チュチェ26（1937）年6月4日、偉大な金日成主席が指揮したポチョンボ戦闘は、朝鮮人民は死なずに生きていることをあまねく知らせることによって、日本帝国主義の植民地支配にあえぐ朝鮮人民に国の解放の曙光がさした意義ある戦闘でした。

演劇「雷鳴」はポチョンボ戦闘を勝利に導いた金日成主席の不滅の業績を見せるもので、国の解放後の初の長い戯曲です。作品には主席の最も忠実な革命戦友である抗日の女性英雄金正淑女史の細やかな指導が及んでいます。

国立演劇団の舞台監督である人民芸術家のチャン・チャングクさんのお話です。

「当時、ある芸術団でポチョンボ戦闘をモチーフにした演劇をつくっていましたが、現場に出た金正淑女史は創作の詳しい方向付けをしました。女史は人物の演技を通じて、朝鮮人民革命軍隊員たちの革命勝利の信念と革命的楽観、敵のいかなる野蛮な拷問にも屈しない革命の節操、不屈の戦いの精神をリアルに表すなら、見る人が深い感銘を受けるだろうと言いました。そして金日成主席が導いた抗日革命闘争の歴史的意義と絶大な生命力、主席の偉大さはそれ相応の高さで描くべきだと強調しました」

女史の気高い意にのっとり、創作スタッフは短期間に演劇を修正補完し、主席の臨席の下に公演しました。

金正淑女史の指導の下に創作された演劇「雷鳴」は、国の解放の恩人である金日成主席を敬い慕う朝鮮人民みなの感激の声で、主席の不滅の業績をいつまでも伝える思想と精神の富となっています。

（文芸作品―その他）