軍隊指導の歴史に刻まれた足跡

軍隊指導の歴史に刻まれた足跡

チュチェ49（1960）年8月25日は偉大な金正日国防委員長が革命武力への指導の初の足跡を印した日です。金正日国防委員長が朝鮮人民軍最高司令官の重責を担ったのはチュチェ80（1991）年12月でした。しかし、国防委員長の軍隊指導の歴史は1960年から始まりました。

63年前のこの日、国防委員長は朝鮮人民軍近衛ソウル・リュギョンス第105戦車師団*1を訪れました。当時、軍人会館の正門の庇の上には朝鮮人民軍の創建者である偉大な金日成主席を首班とする党中央委員会を命を賭して守ろうと言う内容のスローガンが刻まれていました。

そのスローガンを見た金正日国防委員長は人民軍軍人の揺ぎ無い信念をそのまま反映したとてもよいスローガンだ、人民軍はこれからもこのスローガンを高く掲げ、その使命を果たすべきだ、と言いました。そして、部隊の戦闘力を全面的に強めるための主な方途について明らかにし、軍人たちの生活状況もつぶさに見聞きしました。

その時から半世紀に渡る長い間、金正日国防委員長は革命武力の強化に常に優先的な力を入れ、人民軍を無敵必勝の革命強兵に発展させました。金正日国防委員長は、多くの人民軍部隊を訪れ、金日成主席が示した一人で百人の敵に当たる「一当百」のスローガンの真の意味を分かりやすく教え、軍人みなが現代戦の特性と国の実情に合うチュチェの戦法を身につけたつわものに準備させました。

1968年のアメリカの武装情報収集艦「プエブロ」号事件と1969年の「EC・121」大型スパイ機事件、1976年の「パンムンジョム事件」など敵の無謀な軍事的挑発策動は勇敢な人民軍によってそのつど粉砕されました。

帝国主義者が社会主義の終焉について鳴り物入りで喧伝し、八方から襲い掛かっていた1990年代の厳しい時期に金正日国防委員長は独創的な先軍政治を施して社会主義を固く守りました。

時化るチョ島*2の船路と敵の銃口が狙いを定めているパンムンジョム*3、152折のオソン山*4の崖道など、この国の高くて険しい峰峰には、深夜にも早朝にも人民軍部隊を訪れた金正日国防委員長の足跡が印されています。

チュチェ49（1960）年8月25日は朝鮮の革命武力の建設と国の歴史に不滅の記念日として輝いています。

（フィーチャー　遠い前線の道）