花の海

花の海

花が咲く季節は限られています。しかし、朝鮮人民は偉大な金日成大元帥と金正日大元帥への偲ぶ思いを胸に、季節にかかわりなく花を咲かせています。寒い冬にも花を咲かせて春を先駆けています。

「不滅の花、金日成花と金正日花を見ていますと偉大な大元帥たちが、子供たちを頼む、国の未来を立派に育てるようにといっているようです」
「子供たちの清らかな瞳の中に明るく微笑む大元帥たちの太陽の姿を永遠に刻み付けてあげたいと思っていました」

これは、ピョンヤン・トンムン第1託児所の保育員チュ・ヨンスクさんとキム・オクファさんのお話です。

お二人は10年近くも、不滅の花金日成花と金正日花を丹精込めて育ててきました。その日々に、子供たちに不滅の花に秘められたいきさつや大元帥たちの幼年時代の感動深い話を聞かせたりしました。そして、毎年、盛大に開かれる金日成花、金正日花祭典に満開になった不滅の花を出品しました。

この二人の女性だけでなく、国中の人みなの心の中には偉大な大元帥たちへの偲ぶ思いが溢れていました。この思いは大元帥たちが生前の姿でおられるクムスサン太陽宮殿へと馳せました。クムスサン太陽宮殿地区をすばらしい花の海にする一念で、大人も子供もみなが美しく珍奇な花を真心を込めて植えました。

ピョンヤン市*1テドンガン区域*2のチョンリュ初級中学校一年のキム・ムソンさんのお話です。

「私と弟は毎日、授業が終わるとこうして樹木園に来て花を育てています。私たちを一番愛した偉大な大元帥たちに授業で５点をもらった自慢話もし、兄弟が育てる美しい花も見せて上げたいんです」

偉大な大元帥たちを芳しい花園にいつまでも戴くのは国中の人皆の願いでした。ピョンヤンはもちろん、各道、市、郡の各階層の人たちが大元帥たちの銅像と永遠に生きることを祈る石塔を訪れて花を供えました。偉大な大元帥たちへの朝鮮人民の切なる思いはそのまま、敬愛する金正恩元帥への思いに受け継がれています。

ピョンヤン総合印刷工場のハン・ソンス課長はこう話しています。

「私たち労働者は大元帥たちと同じ金正恩元帥が工場を訪れるその日を指折り数えて待っています」

国中の人みなを見守り、幸せだけをもたらす金正恩元帥の優しい姿はそのまま、偉大な大元帥たちの姿として心の中に刻みつけられています。それで、朝鮮人民は金正恩元帥がお出でになるその日を描きながら街と村、工場と家をきれいにしています。

朝鮮人民の指導者への熱い思いはこのように季節にかかわりなく花の海を美しく開いているのです。