花の栽培に真心を込める

花の栽培に真心を込める

春の訪れと共にピョンヤンの街は美しい花々で飾られています。

街の風致作りに彩を添える花、その花は人々に春の情緒を与えています。芳しい香りを漂わせる一輪一輪の花には、社会主義文明を創造する喜びに満ちて、ピョンヤンを美しい都市につくろうとの市民の真心が込められています。

ソソン区域*1フラワー事業所の人たちも頑張っています。今年、街と公園に花壇と花台が随分増えましたが、季節に合わせて花の木を植え、春から秋にかけて街中、花が満開になるよう、昨年より倍以上の苗を育てています。

ソソン区域フラワー事業所のキム・ミョンシム作業班長のお話を聞いてみましょう。

「花は美しさのシンボルで、人々の文化生活に欠かせないものです。と言うことで誰もが花を愛するのです。しかし花の栽培は容易なことではありません。年中忙しい日々を送っています。品種ごとに生育条件が異なり、期日が経ってから満開になるのがこの花です。私たちは開花の時期を早め、充実した花を街に移し植えるために、温度加減と栄養管理に力を入れています。その花が街をいっそう美しく飾り、道行く人たちがその花を見て喜ぶと思うなら、私たちが栽培する花がとても大事で、また働き甲斐を感じるものです」

真心を込めて栽培する花を通じて、万の花が咲き乱れるピョンヤンの街を描き出すここの人たちです。その真心によって、いっそう美しくなるピョンヤンです。

（今日の朝鮮）