生涯の座右の銘

生涯の座右の銘

「『以民為天』―人民を天のごとくみなす、というのがわたしの持論であり、座右の銘でもあった。人民大衆を革命と建設の主人として信頼し、その力に依拠するというチュチェの原理こそ、わたしがもっとも崇敬する政治的信仰であり、まさにそれがわたしをして、一生を人民のためにつくさせた生活の本質であった」

この名言は、20世紀の一番優れた指導者であり、不世出の偉人である金日成主席の回顧録「世紀とともに」の一句です。

太陽のような明るい微笑、限りなく高潔な人徳で人民を暖かく包み込む人民の優しい父。金日成主席の生誕日、4月15日の太陽節を迎え、朝鮮人民は、人民のために生涯を尽くした主席への切なる思いで胸が一杯です。

人民のより豊かな暮らしのために、常に心を砕いてきた主席でした。その数多くの人民愛の話のうち、チュチェ83（1994）年4月のある日のことも人々の胸を強く打っています。

その日、主席は多くの国の元首と代表団を始め訪朝客に会い、終日、対外活動で忙しい時間を送りました。疲れをいやす間もなく、翌日は人民生活関連の文書に目を通しました。周りの人が、主席に休んで欲しいと切々と言いました。

しばらく考え込んだ主席は、私も休みたいときが多々ある、80も越したのだから、疲れるたびに、他人のように孫や孫娘を連れてゆっくりと休みたいと思ったこともある、ところが、そんな時ほど、気がかりなのは人民の生活が高まらないことだ、と言いました。

そして、私は折に触れて、活動家たちが人民の中に入るようにと強調しており、それでいくら疲れても、人民の話を聞くために時々現地指導をしている、活動家たちはことを始める前に常に人民を先に思い、人民が不便を感じないようにすべきだ、金正日同志も人民生活に気を配って、昼夜を分かたず仕事をしているから、私も仕事をしなければならない、以民為天、人民を天の如くみなすのは私の座右の銘である、これまでもそうだったがこれからも人民を天の如くみなし、人民のために余生を尽くすつもりだ、と熱く言いました。

このように、金日成主席の革命的生涯は人民のためのものであり、人民を天の如くみなすのは主席の一生の座右の銘でした。