炭鉱の自慢

炭鉱の自慢

共和国のピョンアン南道*1にあるスンチョン地区青年炭鉱連合企業所管下の2月8日チクトン青年炭鉱には労働者たちから「姉さん」、｢妹さん」と親しく呼ばれている1人の女性がいます。炭鉱の運搬係のクォン・ヘギョンさんです。

一緒に働いているキム・オクチュンさんのお話です。

「クォン・ヘギョンさんは自分より、社会と集団をまず思い、国のことを思っている清らかな心の持ち主です。クォンさんは石炭の増産に励む労働者たちを物心両面から支援し、炭鉱のためになる良いことも進んでやりました。自分のことより、社会と集団のことをまず思うこうした女性を広く紹介したいですね」

クォンさんは炭鉱の労働者の家庭に生れました。祖父も、父も炭鉱の労働者でした。こうした家庭で幼年時代を送ったクォンさんなので、炭鉱の労働者への思いは人一倍でした。それは歳月が経つにつれ、募るばかりでした。まず、社会と集団、国のことを、という思いがクォンさんの胸の中に大事にしまわれました。クォンさんは陰日なたなく、国のために尽くしました。

国と人民のために生涯の全てを尽くした偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記への偲ぶ思いを胸に、クムスサン太陽宮殿を永遠の太陽の聖地に作ることにも真心を尽くしました。そして炭鉱の事にも全てを尽くしました。国のために少しでも力を足してあげよう、という思いで、社会主義建設現場への支援でも先頭に立ちました。

これだけではありません。クォンさんは父と母のように、炭鉱の家庭を引き継いで行こうと、運搬係になった初日から仕事に励みました。炭車の正常運行を保障し、仕事の休みの時間は鼓舞活動を行って、労働者たちを励ましました。真心こもる支援物資もこしらえて切り羽で働く労働者たちに送りました。

そして党中央委員会第7期第2回総会で示された課題にのっとり、ピョンヤン火力発電連合企業所に多くの石炭を送るために全てを尽くしました。それで炭鉱の人たちはクォンさんのことを、炭鉱にいなくてはならない女性だ、と言っています。

クォン・ヘギョンさんのお話です。

「国の不足している電力問題を解決するために魅力ながらも尽くしたいと思っています。運搬係としての自分の課題も見事に遂行し、炭鉱のために、また炭鉱の労働者のためにも全てを尽くしたいです。社会と集団のために、国の繁栄のために尽くすつもりです」

その通りです。

社会と集団のために、国のために全てを尽くすことを楽しみとする真の人間、クォン・ヘギョンさんのような女性が共和国には数え切れない程多くいます。その愛国心によって、社会主義強国づくりはさらに力強く推し進められています。