注目される多量収穫の水稲

災害性異常気象の影響を克服しながら生育期日の短い品種、二毛作に適し、収量も高い品種、塩気に耐えられる稲の品種、味と品質の良い機能性稲の品種・・・近年、農業研究院稲研究所の人たちが稲の優良品種を育種し、栽培技術を科学的に確立するための研究で成果を収めています。

注目されるのは東海岸の稲作で将来性のある基本的品種となり、西海岸の干潟地の水田と天水田を初めとする低収穫地でも栽培されている新たな多量収穫の水稲の品種の育種です。この新しい水稲の品種を育種するため研究所の科学者は現地に赴いて数年間、苦心の跡が見られる研究を続けました。

東海岸地帯の不利な気象条件に合うよう、病気に耐える力を最大限高めるのにポイントを置いて研究をしました。その日々に価値ある研究の成果で国の農業生産を牽引して行こうと言う科学者の高い熱意によって、病気に耐える力があり、高くて安全な収穫も可能な新しい水稲の品種が育種されました。