期待される成果

期待される成果

ピョンヤンのリョクポ区域*1にあるセナル電気工場で無定形合金パネルの生産工程を新設しました。

作業班長のキム・ソクチョルさんのお話です。

「今、無定形合金パネルを製作する国は数ヵ国しかありません。私たちは輸入に頼ってはならないという観点を持って、国産化を目指して新工程を設けましたが、今、その質的指標が世界レベルに到達したといえます」

トランスの鉄心を無定形合金パネルでつくれば、前のけい素鋼板を使うより無負荷電力ロスをはるかに下げるとのことです。これに着目した工場の管理職は少しでも節電に寄与しようと思い、無定形合金パネルの生産工程を新設することにしました。

工場の技術者の創意性を呼び起こす一方、関係機関の科学者との連携を一層緊密にし、新しい機能性材料の生産工程の確立のための技術上の懸案を一つ一つ解決しました。特にノウハウ工程を設ける上で既存の公式に頼らず、実情に見合う合理的な方法を適用しました。

20回以上の試行錯誤の末、技術指標に到達した合理的な生産工程が設けられました。初の試作品が出た後、数回にわたる無定形合金パネルの生産がスムーズに捗りました。

無定形合金パネルの生産工程の確立により、工場ではトランスや発電機など各種の電気機器の製作でさらなる成果が期待されています。

（今日の朝鮮）

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