最前線の最高司令部

最前線の最高司令部

国と人民の運命の守り手、鋼鉄の総帥金正恩元帥は最高司令部を最前線に設け、夜を日に次いで人民軍の視察を続けています。103番目を記す今年の国際婦人デーを控えた時のことです。平和を愛する世界の人皆が生活の花を美しく咲かせ、家庭の永遠の幸せを願いながらこの日を待っていました。しかし、共和国をターゲットにしたアメリカと追従勢力の侵略戦争演習は国際婦人デーの楽しい日まで由々しく脅かしていました。

国際婦人デーを一日控えたチュチェ102年、2013年3月7日、最高司令官金正恩元帥が最前線の最大緊張地域にあるチャンジェ島*1と英雄称号を受けたム島*2の防御隊を視察しました。忘れえぬこの日、監視所に上った最高司令官は防御隊が打撃するテヨンピョン島*3の敵軍の対象物についてつぶさに聞きました。そして防御隊の軍人が命令が下されればいつでも敵撃滅の打撃を加えるよう、経常的な戦闘準備にさらに万全を期して、共和国の領海、領土に敵の一発の銃弾でも落ちるなら、散々な目にあわせて二度と手出しできないよう、敵陣を焦土化してしまいなさい、と力を込めて言いました。

最高司令官はテヨンピョン島が間近に見える英雄称号を受けたム島防御隊の監視所でも防御隊をどのように配備し、戦闘準備はどうなっているかについてつぶさに見聞きしました。そしてヨンピョン島*4嶼防御部隊を含む朝鮮西海の五つの島に増強された敵軍の新たな打撃手段と対象物について再確定し、精密打撃の手順を決めました。

敵軍の戦争演習が本格的な段階に入った3月11日にも最高司令官はペクリョン島*5がすぐ目の前に見える西部前線の最大緊張地域の前哨基地であるウォルネ島*6防御隊を視察しました。最高司令官は肉眼でもはっきり見えるペクリョン島の敵軍の配備状況と対象物を詳しく検討し、対象物を掃滅するための打撃の手順と鎮圧密度を具体的に決め、新しい海上作戦規定も批准しました。そして火遊びを好む者は、その火に焼かれて死ぬものだという諺もあるように、火に焼かれて死ぬのも知らずに、鋭敏な緊張地域で挑んでくる敵軍を命令が下されれば、すべて焦土化してしまいなさいと力を込めて言いました。

世界には軍指導者を自慢する人も多く、戦闘経歴を誇る将軍も多くいます。しかし金正恩最高司令官のように最前線の最大緊張地域に最高司令部を設け、千里眼の作戦案と戦闘勝利の秘訣を教えて、敵軍を慄かせた偉大な総帥はかつていませんでした。いつか、偉大な金正日総書記は、金正恩同志は信念と意志、胆力が強く、知略と用兵術、軍事に長けているだけでなく、文武を全面的に併せ持つペクトゥ山タイプの将軍だと誇りに満ちて言いました。

最高司令官はチャンジェ島とム島だけでなく最前線に位置した多くの人民軍部隊を訪れ、軍人たちが最高司令部の作戦的構想を最上のレベルで実行できるよう政治と軍事の面でしっかり準備させました。

最前線に最高司令部を設けて先軍革命を導くペクトゥ山*7が生んだ偉人金正恩元帥がいるので先軍の朝鮮の最終的勝利は確実なものとなっています。