忘れられない12月15日
12月ともなりますと、朝鮮人民は雨の日、雪の日を問わず一生涯、人民の幸せのために尽くした偉大な金正日総書記への偲ぶ思いを募らせています。
人民に豊かな文化生活をもたらすのが一番の願いだと言って、金正日総書記は晩年のチュチェ100(2011)年12月15日もハナ音楽情報センターとクァンボク地区商業センターを訪れました。総書記の偉大な心臓の鼓動が止まる2日前のことでした。
青少年を始め人々の文化生活に大いに役立つ近代的なハナ音楽情報センターの1階にある電子閲覧室で、金正日総書記は構築されている多くの音楽資料とその利用について見聞きしました。そして、マルチ・チャンネル鑑賞室で音楽を視聴し、オーディオ・システムの導入とその実現について聞いてみました。人民により文化的な生活条件を保障できるのが嬉しくて、総書記は長いことセンターの各所を見ました。
この日、金正日総書記は姿を一新したクァンボク地区商業センターも訪れました。総書記は商品の入庫と保管、出庫と販売、決済に至る全ての経営活動のデジタル化、IT化が実現した近代的な大衆向けの商業センターができたことを評価し、1階と2階、3階の売り場を見ました。そして品数と陳列の具合、販売計画についてつぶさに見聞きしました。
総書記は社会主義商業の本質は営業のすべてがどこまでも人民に奉仕するところにあるとし、関係部門では人民の生活を責任持つ立場から商品を供給し、人民に切に求められる商品をそのつど販売して、生活上の便宜を保障しなければならないと言いました。さらに人民が求めるのはすべて、必ず保障しなければならないと言いました。
クァンボク地区商業センターのフロアの責任者チェ・ヨンオクさんのお話です。
「人民を一番大事にした偉大な金正日総書記がハナ音楽情報センターを訪れ、次いでクァンボク地区商業センターを訪れた12月15日のことを忘れることができません。総書記は体が不自由であるにもかかわらず、長いこと、各フロアの売り場を1つ1つ見て、増すばかりの人民の需要を満たすことに深い関心を向けました。商品が一杯あるのを見ると、寒い日ではあるが、胸が温まるようだ、人民の幸せと喜びに自分の幸せと喜びがある、人民に一番良いものを与えるのが朝鮮労働党の揺るぎない意志で、決心だと言った総書記の優しい姿が今もまぶたに浮かんできます」
このように金正日総書記は一生涯、人民のために現地指導を続け、人民愛の歴史を綴ってきました。
(偉人伝)
2018年の記事