厚顔無恥な略奪者

厚顔無恥な略奪者

シン・ヨンイル：久しい前から朝鮮の鉱山部門に略奪の魔の手を伸ばした日本帝国主義者は、朝鮮を完全な植民地にした後地下資源の略奪に本腰を入れました。1915年12月、日帝は略奪的な朝鮮鉱業令を公布しました。朝鮮鉱業令は日本の鉱業資本家の朝鮮進出を支える為の悪法でした。

中央階級的教育館の解説係りであるパク・ミリョンさんのお話しです。

「日帝は先ず朝鮮鉱業令で『鉱業権の申請順による許可を原則にする』と規定しました。そして鉱床の調査資料を日本人資本家に前以って知らせて先に申請を出すようにし、日本の資本が主な鉱区の鉱業権を独占するようにしました。日帝はまた朝鮮鉱業令で『日本人で無い外国人は新たに鉱業権を取得出来ない』と規定し、『鉱業権は法人会社に限って許可する』との条件を付けました。詰まる所、朝鮮人の民族資本家は鉱山の経営権を持つ事が出来なくなりました。（※声：姜成姫）」

このように日帝は朝鮮鉱業令を通じて日本の資本の朝鮮侵入に有利な条件をあらゆる面から保障し、これを踏まえて朝鮮の地下資源を大々的に略奪しました。金だけを見ましても朝鮮で略奪した数量は400トン近くになります。

鉄鉱石も大々的に略奪しましたが、始めは原料に限っていたのが次第に朝鮮で直接鉄を生産して奪いました。その他にも石炭とニッケル・亜鉛・黒鉛等膨大な資源を強奪しました。これに飽き足りず朝鮮人家庭の真鍮の食器と匙・箸・簪まで奪いました。

日帝は朝鮮の貴い地下資源を略奪したばかりか朝鮮人民に奴隷労働まで強要しました。食事や寝床も碌に保障せず毎日10時間以上の奴隷労働を強要し頻繁に起きる事故で多くの人が死んでも何の罪意識*1も感じませんでした。

今、日本が誇る経済的繁栄はこのように朝鮮人民の血と汗、朝鮮の貴重な財貨によって成されたものです。にも係わらず当然負うべき謝罪と賠償の義務を頑なに否定しています。

朝鮮人民は日本の万古*2の罪悪を絶対忘れず、必ずその代償を支払わせる事でしょう。

（世界と朝鮮―史実）