兵士が描いた絵

兵士が描いた絵

この鉛筆画は、ファン・チョルチンさんが10年前の兵士時代に描いたものです。その時、ファンさんは多くの鉛筆画を残しました。

ハンマーの上に腕枕をし、幸せそうな笑みを浮かべてうたた寝する若い兵士、夢の中で「将軍が来た！」と叫ぶ兵士たち・・・美術家でもない普通の兵士が描いたこの絵は今も、人民軍軍人と人民に深い感銘を与えています。

ファンさんは、ピョンヤン市*1マンギョンデ区域*2の労働者の家庭に生まれました。幼い時から、偉大な金日成大元帥と金正日大元帥の恩情の中、マンギョンデ学生少年宮殿の美術クラブで才能を伸ばしました。

その深い恩情に報いる一念で胸を燃やし、人民軍に入りました。兵士時代にファンさんは貴重なことを体験しました。国の至る所に絶えることなく刻まれる金正日大元帥の献身の足跡、兵士を親心で顧みる大元帥！　先軍の総帥と兵士が親子のように触れ合う感動深い場面・・・

ファンさんは偉人の許での兵士の幸せと誇りを画面にそのまま表したい衝動に駆られました。ファンさんの鉛筆画は、人民軍兵士みなの思いをそのまま表していました。

ファンさんは、その時をこう振り返っています。

「金正日大元帥の許での兵士の生活がそのまま美しい絵となりました」

正に、この絵は国の防衛に当たる青春時代の人民軍兵士みなの自叙伝そのものでした。

今も軍人と人民はこの絵を見て、敬愛する金正恩元帥の導きに忠実に従う決意を固めています。