共和国での遠隔教育

共和国での遠隔教育

最近、共和国で遠隔教育が活発に行われています。共和国での遠隔教育は教育対象を拡大し、色々な形の教育を容易に行うばかりか、教育資源の利用率を一段と高める全人民向けの新たな教育システムです。

職業と年齢に関わりなく、公民誰もが遠隔教育を思う存分、無料で受ける権利を持っており、よって最新科学技術知識を充分学んでいます。金日成総合大学とキムチェク工業総合大学の電子図書館、ファンへ北道図書館をはじめ国中の多くの情報サービス施設と科学技術の普及施設が全人民教育の発展に役立っています。

キムチェク工業総合大学の遠隔教育大学では遠隔教育が正規教育の一環として行われています。大学では各地の工場、企業の労働者と技術者を対象にして遠隔教育を行っています。機械、金属、材料、電子工学のような工学分野はもとより、軽工業と食品、日用品工業分野の科学技術知識、そして企業管理と情報技術、外国語を始め学生たちに必要な各分野の幅広い知識を教えています。教員たちはネットを通して講義を行い、有利な大衆教育条件と環境作りに励んでいます。

各地の工場と企業などにはオンライン講義室が設けられています。金正淑ピョンヤン製糸工場とピョンヤン味噌・しょうゆ工場をはじめ多くの工場では労働者と技術者が仕事を終えた後、オンライン講義室で知識を学んでいます。

毎年、遠隔教育大学の科目と志望者が増えています。金亨稷師範大学でも国中の大学教員に対する再教育を遠隔教育を通して活発に行っています。保健省ではピョンヤンと各道の病院の間のオンライン医療ケア・システムに基づいて各地の患者の治療と共に医師たちのための遠隔教育を行っています。このように共和国各地に遠隔教育システムが構築されています。

全人民が学ぶ共和国の遠隔教育は国家の投資と実質的な措置によってその将来性が認められています。