金亨稷師範大学

金亨稷師範大学（キム・ヒョンジク師範大学）

平壌市東大院（トンデウォン）区域に位置している金亨稷師範大学は、1946年10月に朝鮮初の教員養成基地として創立された。

当時2年制の平壌教員大学として創設された大学は、1948年に4年制の平壌師範大学に発展した。

高等中学校の教員を養成していた大学は、1980年6月に全国の教員養成部門大学の教員を育成する5年制大学に改編された。

教授陣容と物質的・技術的土台を固めてきた大学は、1987年9月から専門家の資格を持つ大学教員を養成する大学に発展した。

大学には多くの院士候補、教授、博士をはじめ教員・研究士陣容と歴史学部、哲学部、教育学部、言語・文学部、外国語文学部、数学部、物理学部などがあり、通信教育システムと現職教員を再教育するシステムが立てられている。

大学には師範教育研究所と博士院があり、100余の研究室、実験室、実技練習室、図書館、出版社がある。また、幾つもの校舎と文化会館、体育館、教材園、寮、食堂、託児所、総合便益施設など教職員、学生の教授・教育と学習、生活に必要な施設が整えられている。

大学はこれまで多くの勲功教員、人民教員と才能のある作家と能力ある幹部を輩出し、卒業生たちは金策（キムチェク）工業総合大学、韓徳銖（ハンドクス）平壌軽工業大学をはじめ全国の大学で教鞭をとっている。

大学ではロシア、中国、モンゴルをはじめ各国の留学生たちが勉強している。

1975年3月、不撓不屈の革命闘士であり、朝鮮における反日民族解放運動のすぐれた指導者であり、革命的な教育者である金亨稷先生の不滅の業績を永く伝えるために、大学にその尊名を冠した。