働き甲斐

ピョンヤンにあるリュギョン生活用品工場です。この工場の製品は使用に便利なことで購買者の好評を博しています。

チーフエンジニアのチ・ナムチョルさんのお話です。

「工場ではイノベーションの際に従業員が出し合うアイディアを詳しく検討して、それが実現できるよう働きかけてきました。その結果として、今年だけでも数台の新規設備を自力で設計し製作しました」

工場ではニーズに応じて生活用品の品種を増やすため努めています。生産に必要な設計とプログラミング、設備の製作に至るまで自らの技術力に頼っています。マスクの生産工程も自力で設け、どんどん造り出しています。

労働者のリ・ヨンスンさんのお話です。

「私たちがつくり出したものが大したものとは思いません。けれど、これを通じて自分が作ったものへの誇りと自負を覚え、科学技術に頼れば一つを持って十、百の実益を得ることが出来るということを改めて確信するものです」

自分の技術と努力によって生産される製品を見て、従業員の皆は働き甲斐を感じています。

（今日の朝鮮）

2020年の記事

メニュー