中国の3大伝統工芸技術がやどる

偉人称賛の宝庫として世界に名だたる国際親善展覧館。

（字幕）国際親善展覧館朝鮮飛び切りの名山ミョヒャン山にあります

ユニークな形と材質、抜群の工芸技術で作られた珍奇な贈り物がここに展示され、不世出の偉人への世界人民の熱い敬慕の念を見せています。

この焼き物の花瓶は偉大な金日成主席にチュチェ97年（2008）2月16日、中国吉林省友誼*1輸出入会社から贈られた物です。

花瓶に浮き彫りにされた竜と伝説の鳥・鳳凰には金日成主席が永遠に生き続けるという意味が、雲には主席は世界政治を主導する天が授けた偉人だという意味が、そして光を放つ真珠・宝石には主席が創建した朝鮮民主主義人民共和国が日増しに繁栄するという意味が込められています。スタンドの四面には主席の生誕96周年を意味する96輪の金日成花がレリーフされています。

贈り物には吉林省友誼輸出入会社の石剛（せっこう）社長と会社の人皆の真心が宿っています。

ヨングァン家具合弁会社副社長パク・ポンスさん。

「石剛さんは金日成主席への熱い敬慕の念を抱いていました。中学時代にいつも不滅の革命賛歌『金日成将軍の歌』を歌いながら学校へ通い、吉林省の人たちは主席を天が授けた偉人と仰ぎ慕っていると言いました。弊社と合弁のために朝鮮に滞在する間、本当に金日成主席は天が授けた一番の偉人だということを痛感したとのことでした」

こちら、漆工芸制作技術で有名な中国福建省の福州市です。石剛さんはここ福州市にある国賓礼品専門工場*2の〓〓〓〓〓*3に贈り物の制作を依頼しました。

石剛さんは一番の偉人である金日成主席に贈る物なので、中国の名立たる三大伝統工芸技術である福州の漆工芸技術と景徳鎮の焼き物製作技術、北京の景泰藍の焼き物製作技術を皆取り入れて、花瓶を最高の水準で製作してくれるよう依頼しました。

福州の漆工芸や景徳鎮の焼き物、北京の景泰藍の焼き物等は、その製造技術が難しく手間が多く掛かる事で中国では歴代の王や貴族だけが所有した派手な物でした。

陶芸家ウィ・グクヒョンさん。

「このように3大伝統工芸技術を活用した工芸品はざらにあるものではありません。このような工芸品は『中国の宝物の工芸品』と見なされています。中国の伝統文化と現代感覚が見事に調和したこの焼き物の花瓶は技術もさることながら、並大抵の真心でないと作れないものだと思います。スタンドもインドだけで育つ水に浮かばない珍しい材木で制作したと言うのですから、本当にその真心には感心してしまいます」

（字幕と音声）
錦繍江山建てて連綿たる千秋万世
竜と鳳凰飛び　日と月は輝く
六合を貫き通す永世一心

石剛さんはこの詩も中国で有名な詩人を招いて作り、贈呈文に刻むようにしたと言います。

ヨングァン家具合弁会社副社長パク・ポンスさん。