チルボ山のマツタケ

七宝山のマツタケ

朝鮮の6大名山の1つであるチルボ山*1の特産としてマツタケが有名です。マツタケはマツタケ科の食用茸です。傘は初めは半球形をなしますが、後に平開し、直径は8～20センチです。表面は淡黄あるいは濃黄褐色であり、中心部はもっと濃い色を帯びています。

朝鮮でマツタケはリャンガン道*2とチャガン道*3の一部の高山地帯を除いたすべての地域に分布しています。秋に松林に群生しますが、日当たりがよく、通風、透水性の良い土地に育ちます。

肉は白色緻密で独特の香りと風味、栄養価が喜ばれます。マツタケでは天ぷら、チョン、これはマツタケに小麦粉を付けて焼いたものです、そして蒸し物、漬物などいろいろな料理を作りますが、特に塩を少しまぶして焼いたマツタケの味は格別です。

昔から朝鮮ではマツタケを薬効に優れた山中の宝とみなしました。中でもチルボ山のマツタケを一番のものにしてきました。

チルボ山のマツタケは普通のマツタケに比べ健康と長寿に優れた効果を持つ健康食として知られています。特にビタミンの蔵と呼ばれるほど各種ビタミンが多く含まれています。

チルボ山のマツタケは朝鮮だけでなく世界的にも人気です。

（観光）