クムガン山のクリョンの滝

金剛山の九竜の滝

クリョンの滝*1は朝鮮の3大滝の一つです。世界的な名山として知られたクムガン山、金剛山*2にあります。落差74メートル、クリョン台の切り立った崖から水しぶきを上げならがどっと流れ落ちます。轟音で谷間を揺るがさんばかりの滝は、まさに爽快の一言につき、白たえの絹布と見まがう水柱とそこに掛かる7色の虹は何ともいえない光景です。

その下にクリョンヨン*3と呼ばれる深さ13メートルの滝つぼがあります。ここには大昔クムガン山を守る9匹の「竜」が住んでいたという伝説があります。すなわち9匹の竜の滝、クリョンヨンで、クは九、リョンは竜、ヨンは淵（えん）と書きます。このようにクリョンヨンという名前はこの伝説に由来したものだといいます。

クリョンの滝の上の渓流には、数珠つなぎになっているエメラルド色の八つの潭があり、これをサンパルタム*4と呼んでいます。サンパルタムのサンは上、パルは八、タムは潭（ふち）ですが、水の深い所、池のようになった所ですが、池と違うのは、水の流れる所に池のように深く広がった所なのです。

サンパルタムには、美しい景色に見惚れて舞い降りた「八天女」、八人の天女が水浴したという伝説が秘められています。滝があるエリアは、周りの崖っぷちにどしっと根を張った青松と継ぎ目一つなく屏風のようにつらなる様々の岩が見事に調和して天下の絶景を成しています。滝の付近には、つり橋など観光客の便宜を図る各種設備が完備しています。

朝鮮の3大滝の一つであるクリョンの滝*1は、朝鮮の名山、クムガン山*2の外クムガンエリアにあります。クムガン山は多様で雄大で秀麗な千姿万態の自然景観で、朝鮮の6大名山の一つに数えられています。

切り立った崖から水しぶきをあげながら流れ落ちる滝は、白の絹地を垂らしたようです。滝の落差は74メートル、幅は4メートルです。滝つぼをクリョンヨン*3と呼び、深さが13メートルもあります。九匹の竜がクムガン山を守ったと言う伝説から九竜の滝、クリョンの滝、九竜淵、クリョンヨンと呼ばれます。

滝の上には、数珠つなぎになっているエメラルドグリーンの八つの淵があり、これをサンパルタム*4と呼びますが、「クムガン山の8天女」の伝説がまつわっています。滝の向かい側にクリョン閣が建てられており、憩いの場となっています。

クムガン山を訪れる人は、誰もがこの滝を見ずにはクムガン山を後にしないと言います。

（観光）