オンソン魚化石

穏城魚化石

オンソン魚化石は、世界に初めて知られた淡水魚の化石です。

チュチェ64年（1975）年、朝鮮北部のハムギョン北道*1オンソン郡*2一帯で発掘されました。この魚は、1億4000万年前から7000万年前までの白亜紀に淡水湖で多く生息しました。

化石の長さは34～45センチ、背骨、歯、ひれがくっきりと現れています。化石の形は、大きなフナに似ています。頭は丸く、下顎と上顎には櫛の歯のような細い歯があります。体は、比較的大きな丸い鱗に覆われています。

オンソン魚化石は、世界的にも珍しい標本で、脊椎動物、分けても魚類の進化の研究で重要な意義があります。

（観光）