ウンハ科学者通りが伝える話

ウンハ科学者通りが伝える話

ウンハ科学者通り*1はピョンヤン郊外にあるユニークな街です。街の名前は敬愛する金正恩総書記がつけたものです。総書記は建設を発案し、完工に至るまで設計や施工などに格別関心を持ちました。

住宅建設の計画と設計を指導し、建設のはかどり具合も随時把握した総書記はチュチェ102（2013）年7月1日、直々現場に赴きました。寂れた平野に立ち並ぶ住宅を眺めていた総書記は、住宅が素晴らしい、表を見れば中身だというが、外部を見ただけで入って見たくなると言いました。住宅の内部を見ては立派なことをした人は金の座布団に座らせるというが、われわれの科学者に金の座布団のような住宅を建ててあげようと言いました。

30数日後、またもや建設現場を訪れた総書記は壁紙の色とベッドや机などの家具調度品にも細心の注意を払い、新居入りをするとき、科学者たちが個人用品と好んで使う家財道具だけを持って来ても良いように、生活条件を十分に、完璧に整えてあげるべきだと念を押しました。こうして生まれたニュータウンでした。

ウンハ科学者通りは1千世帯を超える多層住宅と学校、病院、託児所、幼稚園などの公共施設、16箇所に築かれた公園と様々なサービス施設からなっています。

チュチェ102（2013）年9月、総書記はニュータウンを訪れ、先ず、科学者住宅を見ました。親心で仕上げ建材と家具の品質も調べ、キッチンの戸棚も開けてみて、生活に便利な構造になっているか確かめました。そして、科学者が着の身（きのみ）着（き）のままで入居して暮らし、安着して幸せな生活を送ることができると言って喜びました。

チュチェ102（2013）年9月11日、竣工式が行われました。ニュータウンは連日の新居入りで賑やかでした。新しい住宅に入居した喜びをしたためた科学者たちの手紙を見た金正恩総書記は全ての家庭に幸福があることを祈るとの直筆の返書を送りました。

親そのものの恩情のなか、恵まれた人生を営んでいる朝鮮の科学者たちです。

（今日の朝鮮）