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2013年4月02日ニュース抜粋

敬愛する金正恩同志が朝鮮労働党中央委員会2013年3月総会で行った報告。

金正恩同志は報告で、

「我々は現情勢と革命発展の要請に即して、ペクトゥ山で切り開かれたチュチェの革命偉業の勝利を早める為の、重大な戦略的路線を討議し決定する党中央委員会総会を行うことになる。今我々は、日増しに増すばかりの敵の共和国押し潰し策動を粉砕するための、全面的な反米対決戦で画期的な勝利を収め、チュチェの社会主義祖国を永遠に誰も手出し出来ないペクトゥ山大国に輝かすべき、重大な課題を前にしている。現情勢と革命発展の要請から党中央は、経済建設と核武力建設を併進させる新たな戦略的路線を示すことになる。

アメリカと追従勢力は昨年12月、成功裏に行われた我々の平和な衛星打ち上げを問題視して、強盗そのものの国連安保理の制裁決議を作り上げ、主権国家の合法的な衛星打ち上げの権利まで不法のものとする、暴虐非道な敵対行為を働いた。目下の事態に対応して我々が止むを得ず第3回地下核実験を行うと、アメリカをはじめ敵対勢力は更に狂奔し、再びより強度の制裁決議を作り上げる一方、膨大な侵略武力を動員して核戦争を起こすための『キー・リゾルブ』『フォール・イーグル』合同演習を繰り広げた。

我が軍隊と人民は党中央委員会の周りに固く集結して、侵略戦争には正義の祖国統一大戦で立ち向かう、全面的な反米対決戦にこぞって奮起した。我々の超強行の対応に敵は恐怖に慄き下手に手出し出来ずに慌てふためいているが、共和国を押し潰す野望は捨てていない。アメリカの目的は、手段と方法を選ばず我々の核武装の解除と体制転覆を実現しようと言う事だ。今、敵は我々に核兵器を放棄しなければ経済発展は成し遂げられないと脅かすと共に、他の道を選択すれば裕福に暮らせるように援助すると懐柔もしている。その度に我々は核の宝剣を更に強く握って繁栄の活路を切り開くべきである。

今、経済建設と核武力建設を併進させるのは朝鮮革命発展の合法○的要求であり、外部勢力の支配と干渉を徹底的に排撃し朝鮮民族の悲願である国の統一の歴史的偉業を早めるための、差し迫った要求として提起される。経済建設と核武力建設を併進させる戦略的な路線は、また社会主義強盛国家建設偉業を立派に実現出来る正当な路線であり、経済発展と国防力の強化に最大の効果をもたらす現実に適った路線である。党の併進路線は主体的な原子力工業に基づいて核武力を強化する一方、緊迫した電力問題も解決する合理的な路線であり、目下の情勢に指導的に対応しながら人民を幸せに暮らせようとの朝鮮労働党の構想と意図を見事に実現する正当な路線である。

経済建設と核武力建設を併進させる戦略的路線には、偉大な大元帥達が切り開き受け継いできた『自主の道・先軍の道・社会主義の道』に沿ってチュチェの革命偉業を飽く迄達成しようとの、朝鮮労働党の揺るぎ無い意志が具現されている。朝鮮労働党の経済建設と核武力建設併進路線を堅持し飽く迄実行すべきである。経済強国建設を進め人民生活を画期的に向上させるのは、目下朝鮮労働党の最も重要で差し迫った課題である。電力・石炭・金属工業と鉄道運輸部門をはじめ、『人民経済の先駆け』と競う工業部門で突破口を開き、農業と軽工業の発展に新たな転換をもたらすべきである。

人民経済の全ての部門で新技術開発チームを組織し、科学技術と経済を有機的に結びつけて、工場・企業を『現代技術』で改造し、宇宙科学技術の発展に力を入れて通信衛星など色々な実用衛星をより多く開発して打ち上げるべきである。内閣をはじめ国家経済機関は、現実に適った経済発展戦略と部門別・段階別の目標を立てて徹底的に実行し、既に築かれた経済土台をうまく生かして生産で飛躍をもたらす為の手配を、綿密に行うべきである。発展する現実に即して『朝鮮式』の経済管理方法を研究して完成し、対外貿易を多角化・多様化して敵対勢力の制裁と封じ込めを粉砕し経済強国建設に有利な局面を開くべきである。

元山（ウォンサン）と七宝山地区をはじめ国の至る所に観光地区を設けて観光を盛んに行い、各道に実情に合う経済開発区を作ってユニークに発展させるべきである。帝国主義者の核の脅威が続く限り経済建設と共に核武力建設を絶対不変の路線として堅持し、核抑止力を一層打ち固めるべきである。軍需工業部門では精密化・小型化された核兵器とその運搬手段を更に多く製作し、核兵器技術を絶えず発展させてより威力ある進んだ核兵器を積極的に開発すべきである。原子力部門では先端技術の突破に励んで設備と生産工程のCNC化・無人化を実現すべきである。人民軍では戦争抑止戦略と戦争遂行戦略のあらゆる面で各武力の中枢的役割を高め、核武力の正常的な戦闘準備態勢を完備すべきである。

金正日総書記の遺産である核抑止力を恒常的に維持する問題を法制化しよう。経済建設と核武力建設併進路線の実行に有利な環境作りの為の対外活動を積極的に繰り広げるべきである。我々は責任重大な核保有国として亜細亜と世界の平和と安全のために鋭意努力し、国際社会に担っている『核拡散防止の義務』を誠実に履行し世界の『非核化』の実現に寄与していく。こぞって党中央委員会の周りに固く結集して現情勢と革命発展の要請に即して、経済建設と核武力建設を同時に力強く推進して最後の勝利を早めよう」

と述べました。