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短波放送「朝鮮の声」よりpop hok -- YouTube
※崔鐘日は動静不明 1月の節気と民俗1月は、一年中最も寒い月として小寒と大寒がこの時期に当たる。小寒は毎年1月6、7日に当たるが、今年は1月5日である。民間ではこの頃から冬の寒さが始まって最も寒い大寒に至ると言われるが、小寒の寒さは大寒の寒さに劣らない。年中、最も寒い時と言われる大寒は毎年1月20、21日（今年は20日）に当たる。農業を大本と見なした朝鮮人民は、昔から小寒と大寒が当たる1月にも季節的特性に合わせて当年の営農準備を着実に行った。そして、この頃には味噌汁やチョンゴル（寄せ鍋のようなもの）など温料理を好んで食べたが、その中でもご飯の上に緑豆チジム、煮キノコ、鶏肉を乗せて熱い汁を掛けた後、その上に薬味しょう油とみじん切りの卵焼きを置き、ゴマ塩と胡椒を振り掛けた平壌温飯はその味が独特なもので評判になった。大寒が過ぎると旧正月がやってくる。人々は旧正月を清潔な環境で迎えるため家の内外をきれいに手入れをし、女性たちは衣服や食材を丹念に用意した。今年の旧正月は1月29日である。この日は、昔からわが人民が最も楽しく迎える祝日の一つである。旧正月が近づくと家々で内外をきれいに整理し、おせち料理などを作り、先に逝った祖先を祭る。旧正月の雰囲気を一層盛り上げるのは、ユッ遊び、板跳び、凧あげ、そり乗りなど多様な民俗遊戯である。このように、朝鮮人民は遠い昔から1月に季節的特性に合う、勤勉かつ多様な生活風習を創造し、連綿とつないで来た。 工芸作物研究において成果を収める1984年12月に創立された農業科学院工芸作物研究所は地方工業工場、特に食品工場の重要な原料である油脂作物、糖作物はもとより繊維作物、嗜好料作物に対する研究を専門とする単位である。同研究所所長である金日成勲章受勲者・労働英雄・院士候補・教授のペク・ソルヒ博士の話によると、研究所ではこれまで優良品種育種研究を優先させて新しい油脂作物と油菜、油脂亜麻など10余種に数十の優良工芸作物品種を国家品種として登録し、新しい油脂作物の総合的加工、天然食用色素、植物活性肥料の開発など多くの科学技術成果を収めたという。近年だけでも「秋油菜1」号、「秋油菜2」号をはじめ将来性がある油菜品種を育種し、わが国で初めてヒマワリF2雑種育種システムを確立して脂肪含量が非常に高く、ヘクタール当たりの収量の高い雑種ヒマワリを研究して国家品種として登録した。綿花加工過程に出る生理活性物質をもって野菜とワタ、果樹栽培に適用できる生物農薬を開発するための研究を完成して現実に取り入れることができるようにした。その他にも効能の高い植物活性肥料を研究、開発し、数年間全国の数十万ヘクタールの面積に導入し、昨年は水害を被った地域における農作物生育状態を改善することに利用できるようにした。今、同研究所ではヘクタール当たりの収量が高く、不利な環境によく耐える良質の油脂作物と糖作物、香料作物、嗜好料作物の品種育種研究を推進しており、わが国の気象条件に合いながらも高く安全な収量を期待できる優良品種をより多く、より早く育種、導入するための研究を根気よく進めている。また、生物工学技術をはじめ先端科学技術の成果を育種実践に大いに取り入れることにも力を入れている。 朝鮮の特産植物―キタクムカンゾロン
キタクムカンゾロンは1921年、わが国の剣山嶺、狼林山一帯で見つけられた特産植物として多年生草本（高さ20~80cm）である。根はやや太く枝を伸ばす。茎は直立し、茎上は曲がりくねっている。単葉の葉は鶏卵形であり、周りは大きい鋸歯模様である。7～9月頃、茎端に青紫色、または白色の両性の花が咲く。実は裂開果であり、9～10月頃に熟する。裂開果は逆卵形（長さは1～1.4cm、 直径0.5～0.8cm）であり、熟すると殻の底部が三つに分かれる。観賞用として公園、庭園に植え、植木鉢に植えて室内装飾用として栽培できる。 クァイル郡食品工場が竣工
黄海南道がクァイル郡食品工場を新たに建設した。不世出の偉人たちの不滅の指導業績が宿っているクァイル郡に美味しくて栄養価の高い食品を量産できる総合的な食品工場が立派に建設されることで、人民の食生活の向上のためのもう一つの物質的・技術的土台がもたらされた。現地で行われた竣工式には、朝鮮労働党黄海南道委員会の朴潤哲書記、クァイル郡の活動家、勤労者、工場の従業員が参加した。竣工式では、演説が行われた。 国家無形文化遺産―蔘鶏湯
蔘鶏湯（サムゲタン）は、昔から朝鮮人民が健康長寿と体の保養のため食生活に広く利用してきた伝統料理として民族の優れた食文化と多様な料理技法をよく示す遺産の一つである。わが国で古代から鶏を多く飼育し、それを食生活に広く利用した事実は「名医別録」などの史書に記されている。それによると、鶏卵と鶏肉料理は誕生日、婚礼、祭祀、祝日の時はもとより、人々の普通の生活において欠かせない料理であった。鶏肉はまた、民間で病気がちで体が弱くなったとき、賓客が来たときにもてなす料理として人々の間で評判であった。蔘鶏湯は鶏と人参を主原料とし、これに栗やナツメ、イチョウの実、ニンニクなどを入れて煮た湯である。夏季三伏の保養料理の一つで、開城人参を材料とする蔘鶏湯がまた有名であった。採取して5～6日目の人参を蔘鶏湯材料とするのが一番よいという。鶏は普通500グラムほどの幼い黒い鶏を使う慣習がある。蔘鶏湯は鶏の湯煎と溶け合ってかぐわしい味がし、栄養価が高いので強壮剤とされてきた。開城地方では、大昔、病床の父母の病気を治療するため貧しい暮らしでも鶏と人参を用意して湯をつくってご馳走したという親孝行の話が今まで伝えられて蔘鶏湯は一名「孝誠湯」とも呼ばれる。蔘鶏湯は人々に伝統的な民族料理の特有の味と多様な食生活の珍味を楽しませることで今日もその優れた風習と伝統が継承され、発展している。 黄海南道航空クラブが竣工黄海南道航空クラブが立派に建設されて竣工（しゅんこう）した。総合訓練場と滑走路、滑空技術普及室など航空技術を習得し、発展させることに必要な全ての条件が整った航空クラブが建設されたので、道の航空スポーツ・テクニックを一層跳躍させ、勤労者と青少年学生が文化的生活を享受することのできる拠点が築かれた。2日に行われた竣工式には、朝鮮労働党黄海南道委員会の朴太徳責任書記、道内の活動家、道航空クラブの選手、コーチ、従業員、海州市内の青年学生が参加した。黄海南道人民委員会の金哲範委員長が竣工の辞を述べた。 特に政治的な意図はない。一時期ブームになった北朝鮮。律動体操や女性アナウンサーなどは面白いといえば面白かったけど、決してそれだけではない国、北朝鮮。現地に行くことは出来ないので、2012年から短波放送の受信を記録してみる。「朝鮮の声」の Webサイトに放送の内容が文書化されていたので、それも保存してみる。ものすごく不安定で使いにくいサイトだったので全部は収集できなかった。また、放送はされたが文書化されていないもの、文書化されてはいるが放送されなかったものも多数ある。画像も保存していたが不注意で消してしまった。これからは注意する。北朝鮮といえば「無慈悲」が一般的になっているが、短波放送では「情け容赦無い」がよく使われている。 基本的に文章はそのままにしているので、「て・に・を・は」がおかしい箇所がある。よほどひどい場合は直している。サイト上の文章は、たまに「ファンヘ北道」や「ファンヘ南道」のカタカナの「ヘ」が平仮名の「へ」になっていて検索にかからないので直した（直し忘れもある）。ローマ字や数字も半角にした。 ※朝鮮語ではどうなのかは知らないが、どうしても先代の「国防委員長」という肩書は格が落ちたような感じがする。主席、総書記、元帥でよかったと思うけど。長いし。 |
