試運転の時

数年前からピョンヤンの街を新型のトロリーバス*1が走っています。

ピョンヤン・トロリーバス工場の支配人、つまり責任者のキム・ヘソンさんは新型のトロリーバスの試運転の時のことをこう思い起こしています。

「2018年2月4日の深夜、私たちは敬愛する金正恩総書記とともに、新型のトロリーバスの試運転を行いました。この日、総書記が一番関心を持ったのはトロリーバスが市民に便利なのか、市民へのサービスはどうなっているかということでした。私たちはバスをつくるとき、運転席と客席を分離させました。総書記は運転席と客席を隔てたガラスを見て、このガラスをなくした方が、トロリーバスを利用する市民と運転手がもっと親しくなり、それだけ市民の便宜をさらに図れるだろう、運転手がトロリーバスを利用する市民の心理と要求をよく知って、サービス精神ももっと強く発揮するだろうと言いました。そして窓のそばに付いている保護用の取っ手を見て、椅子にかけるとき、客に不便を与えるところに設置されていると指摘しました。総書記の教えは市民の便宜を最大限図るための人民愛溢れるものでした」

このようにして完成したトロリーバスです。

（今日の朝鮮）

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2021.03.14の記事
 
0時に試運転を、トロリーバスの試運転にも参加する、より多くの運送手段を、わが家にいるようだ、細やかなところにまで、試運転の日々、絶対的基準（平壌トロリーバス工場）、深夜の試運転、初の乗客、空の星をも取ってくる
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*1 トロリーバス（英: trolleybus、米: trolley bus）とは、道路上空に張られた架線から取った電気を動力として走るバスを指す。「トロリー」とは集電装置のこと。外観も操縦法もバスに近い。略してトロバスとも呼ばれる。北朝鮮の標準語（文化語）では「無軌道電車」（무궤도 전차、ムグェドジョンチャ、Mugwedo jeoncha）という（韓国側では「トロリーバス」（트롤리버스、トゥロルリボス、Teurolribeoseu））。（Wikipedia）
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