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ピョンヤン郊外にあるミリム乗馬クラブ*1は、乗馬を楽しむ人たちでいつもにぎわっています。
今にも軽快に疾走しそうな馬に乗る思いで誰もが心をうきうきさせています。スマートな乗馬服姿の若者たち、細くて格好よい馬の上に乗ってポーズをとっている人たちの顔には笑いが絶えません。
背丈の低い馬に乗って喜びはしゃぐわが子を頼もしげに眺める親たち、サービス係に手伝ってもらって乗馬を習い始める人たち、なれた手つきで鞍に身を乗せるが早く、コースを疾走するせっかちな若者たち、勇気を出して馬に近づきましたが、すぐには乗れず、まごまごする乙女たち、その姿を見て大笑いする人たちなどなど。
クラブのどこを見てもみなが馬乗りに熱中しています。青少年を始め勤労者の誰もが日ごろから磨いた高い馬術を春と秋のファンの競馬で遺憾なく発揮しています。
巧みなさばきでスリル満点のハードルを克服する選手たちの大胆で機知に富んだ技に観戦客は惜しみのない拍手を送っています。それはそうとして、狭いコースとハードルを克服する幼い選手たちの姿も一見してたくましそうに見えます。
ハードル競走も見ものですが、一番人気があるのは青春の情熱と楽観に満ちたファンの競馬です。負けず嫌いな若者たちの追いつ追われつの疾走に観戦客は手に汗を握ります。
今も大衆向けの乗馬施設であるミリム乗馬クラブはここを訪れる人たちに喜びと幸せを与えています。
（今日の朝鮮）
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