30あまりの証書が語るのは

30あまりの証書が語るのは

人の命と健康を守る上で、医薬品はなくてはならない主な手段です。保健省の食品・医薬品検定院の人たちは、人の命と健康に責任を持っていることを自覚して、仕事に精を出しています。

薬理検定課のムン・ヘソン課長のお話を聞いてみましょう。

「近頃、臨床に効果的な治療薬を開発する目標を立てて、研究を続けてきましたが、これまで、脳梗塞や脳血栓に使われた薬はほとんど新薬で、副作用が多く、薬効の持続時間が短いなど一連の欠点がありました。それで、私たちは、国内に豊かな天然の薬種で血栓の溶解で特異な効果が表れる成分の製剤を研究してきました」

ムンさんは30数年間、薬品の検定に尽くしてきました。ムンさんの高い実力は職場の新米の人たちの尊敬と羨望の的となっています。これまで、ムンさんは薬品の検定での多くの懸案を解決して、数十の科学技術の証書を受けました。

娘時代にすでに、薬品の検定をもっとも短い時間に終える新しい方法を研究し、導入して、みなに認められました。ムンさんはより発奮して、各種の薬の成分の定量の分析と検定実験の科学化のレベルを高める価値ある研究の成果を出して、実力を遺憾なく示しました。

ムンさんの研究は薬品の検定に留まりませんでした。薬学の専門家として、自分の魂が宿る効能の高い薬品を開発するのが目標でした。国内に豊かなコリョ薬種で難病の治療に効果的な薬品を作り出すため、思索と探求を続けました。ムンさんは、やがて、新しい鎮静錠剤など数種類のコリョ薬の開発にこぎつけました。

それだけではありません。人造の麝香の製造技術と色々な医薬品の品質評価の方法を新しく完成して、30以上の科学技術の証書を受けました。このごろは、治療効果が明白で、副作用もない血栓溶解の錠剤を開発して、全国の製薬工場に導入しました。

効能の高い医薬品の開発に向けられたムンさんの努力は今も続いています。

（文化―教育、保健医療）