2度の世界選手権保持者

昨年、イギリスで行われた第46回世界器械体操選手権大会男子跳馬で朝鮮の人民スポーツマン称号受賞者リ・セグァン選手がまたもや優勝して世界選手権の2連覇を果たしました。

世界カップ器械体操競技大会と第4回、第5回アジア体操選手権大会、第6回国際体操連盟器械体操チャレンジカップ競技大会、第45回世界器械体操選手権大会など多くの国際競技で金メダルを獲得し、世界選手権を保持したリ選手は、世界体操界に広く知られた強豪です。

第46回世界器械体操選手権大会男子跳馬決勝は、8人の選手が競い合いました。最終的に第1位、第2位、第3位をしめた選手のみが2016年オリンピックの参加資格を獲得するので、決勝に進出した選手たちの誰もが野心満々としていました。

予選で断然トップを占め、決勝に臨んだ朝鮮のリ・セグァン選手がグラウンドに出ました。先に競技を行った5人の選手のうち、ルーマニアとアメリカの選手が高い点数を稼いだ状態、でもリ選手は、自信に満ちて勢いよく走りました。

跳馬の上の空間での難度の高い動作と最後の着地に至るまで見事な場面を披露し、一番高い点数で1位になりました。世界選手権の2連覇を果たしました。観客とレフェリーの皆がひとしく、朝鮮のリ・セグァン選手が遂行した男子跳馬の全過程を世界器械体操のモデルと評し、マスコミも見解を同じくしました。

今大会に出場した選手は数百人ですが、世界のモデルに認められた器械体操の強豪はリ・セグァン選手ただ一人でした。リ選手は、今も初の水素爆弾実験に完全に成功した朝鮮の気概、本領を発揮して国際競技で金メダルを獲得し、国の栄誉を轟かせる一念で訓練に励んでいます。

2016年の記事
 

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Last-modified: 2017-03-09 (木) 08:55:08