革命武力の創建に成した業績

革命武力の創建に成した業績

4月21日は、不屈の革命家で朝鮮の女性運動の卓越した指導者であるカン・バンソク女史の誕生122周年になる日です。カン・バンソク女史は偉大な金日成主席を生み育てた朝鮮の偉大な母です。朝鮮の軍人と人民は、朝鮮初の革命的武力である反日人民遊撃隊の創建になした女史の不滅の業績を胸熱く振り返っています。

早くから民族の受難を骨身に染みて体験したカン・バンソク女史は、武装した人民だけが民族と自らを救い、国の解放を実現出来るということを痛感しました。それで、金日成主席を日本帝国主義を駆逐する抗日大戦の道に立たせ、積極的に後押ししました。

チルゴル革命史跡地のリ・ジンソンさんの解説です。

「カン・バンソク女史は金日成主席が中国の卡倫（カリン）と明月溝というところで開いた歴史的な会議について聞き、当時、病床の身ではありましたが、婦女会の活動を指導し、抗日武装隊伍の結成の準備を積極的に支援しました。女史は遠く離れた安図市内にまで行って綿布を手に入れ、ニレの木の皮で色を染めました。そして、直接ミシンをかけて革命軍隊の初の軍服を誠意尽くして拵え、遊撃隊員が掲げる赤旗も作りました」

国を独立する革命軍隊を持つのが女史の切なる願いでした。チュチェ21（1932）年4月25日、カン・バンソク女史は待ちに待っていた反日人民遊撃隊創建の日を迎えました。

土器店谷という所の式場を訪れた女史は、新しい武力の誕生をとても喜び、息子の金日成主席に

「お父さんが生きていて、あの頼もしい軍隊を見たならどんなに喜んだだろう。お父さんの意思通りしっかり戦ってね」

と切切と言いました。その日、女史は遊撃隊員の背を撫で、本当に天晴れだ、朝鮮の軍隊が生まれてもう大丈夫、日本軍をやっつけて必ず国を取り戻すようにと言って熱い涙を流しました。

金日成主席はその時の母の姿が忘れられず、次のように言いました。

「母は抗日遊撃隊の創建にも一役買いました。抗日遊撃隊は母が炊いたご飯を食べ、母が拵えた軍服を着て、母が作った旗を掲げて創建されました。母が抗日遊撃隊の創建を積極的に助けたのは国の独立を切実に願ったからです」

歴史には子を立派に育てた母親が少なくありませんが、カン・バンソク女史のように子を革命家に育てたばかりか、直接、革命闘争に参加した母親は多くいません。カン・バンソク女史は国と革命のために全てを尽くして戦った女性革命家で、朝鮮の偉大な母です。

不屈の革命家カン・バンソク女史の高潔な生涯と業績は、先軍の朝鮮の偉大な太陽である敬愛する金正恩元帥の指導の下、力強く進む共和国の繁栄と共にいつまでも輝くでしょう。