青年強国の社会主義朝鮮

青年強国の社会主義朝鮮

チュチェ105（2016）年8月、ピョンヤンでは、金日成社会主義青年同盟第9回大会が盛大に行われました。

この歴史的な大会で、敬愛する最高指導者金正恩元帥は、青年同盟の名称を金日成・金正日主義青年同盟に改め、新しい名称が刻まれた旗を青年たちに授けました。金日成・金正日主義青年同盟、この呼び名に偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の導きの下に朝鮮の青年運動が歩んできた誇らしい道のりが秘められています。

チュチェ16（1927）年8月、朝鮮共産主義青年同盟結成、チュチェ35（1946）年1月、北朝鮮民主青年同盟結成、チュチェ53（1964）年5月、朝鮮民主青年同盟に朝鮮社会主義労働青年同盟と命名、チュチェ85（1996）年1月、朝鮮社会主義労働青年同盟に金日成社会主義青年同盟と命名。意義深いこの呼び名と共に朝鮮の青年たちは、革命の各年代に英雄的偉勲を刻み付けました。

私は解放された朝鮮の青年だ
生命も大切だ
輝かしい明日の希望も大切だ
しかし、私の生命、私の希望、 私の幸せ
これは祖国の運命には代えられない

1つしかない祖国のために
2つとない生命ではあるが
私の青春を捧げること以上に
貴い生命、美しい希望
偉大な幸せがほかにあるだろうか！

この詩は、1950年代のアメリカの侵略を退ける朝鮮人民の祖国解放戦争の時、敵軍のトーチカを胸で塞いだリ・スボク*1英雄が残した詩です。享年18歳でした。祖国解放戦争の偉大な勝利には、リ・スボク英雄のような有名無名の青年たちの偉勲が秘められています。

最小限6年はかかるというイチョン*2からセポ*3までの鉄道工事を1年もならない短期間に完工、氷点下30～40度を上下する北国の厳寒の中で20年はかかるという北部の鉄道工事を5年間で完工、これは、チュチェの朝鮮の誇らしい歴史に印された青年記念碑の一部にすぎません。「労働新聞」チュチェ89（2000）年10月12日付けに、ピョンヤン*4からナンポ*5までの高速道路に青年英雄道路と命名するという朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の政令が載りました。

実は、世界は1990年代中ごろ、相次ぐ自然災害と厳しい食糧難、アメリカと追従勢力の極悪な制裁と押しつぶし策動のため、生存そのものが奇跡であった苦難の行軍、強行軍の時期に、朝鮮が膨大な道路建設をやり遂げるとは思ってもいませんでした。しかし、朝鮮の青年たちは、およそ700日間、決死の覚悟で取り掛かって、1400万立方メートルの盛り土工事、多くの橋と構造物工事、数百万平方メートルの道路の舗装を終え、40キロ以上に達する青年英雄道路を完工しました。

エジプト・アラブ共和国のムハマド・ガマル駐朝大使館つき武官は、青年運動事績館を見て、随感録にこう書きました。

「国の発展と繁栄は青年問題をどう解決するかによって決定されるといえる。朝鮮の偉人たちは革命と建設の各時期、各段階ごとに、青年重視の政策を打ち出して、青年たちに国の繁栄のための最も困難かつ重大な任務を任せた。その信頼があって、朝鮮の青年たちは社会主義建設の全ての部門で英知と勇猛を遺憾なく馳せている。偉大な党の導きの下に常に勝利と栄光の歴史だけを綴ってきた朝鮮の青年運動に敬意を表する」

ロシアのダゲスタン・チュチェ思想研究会のイーゴリ・ボイコフ副会長は次のように語りました。

「私は朝鮮で青年を重視しているのが言うまでもなく正しい立場だと思います。これは国際舞台での朝鮮民主主義人民共和国の強靭さと確固不抜の立場のような際立つ結果を生みました」

今、朝鮮は、また1人の偉人である敬愛する最高指導者金正恩元帥の導きの下に青年強国の最盛期を迎えました。

先端を突破していく科学技術分野の目覚しい成果と国防分野での相次ぐ奇跡のような成果、今日と明日が違うほどに移り変わるマンリマ*6時代の誇らしい成果は青年たちを抜きにして考えられません。

スロベニアのホームページに次のような文が載りました。

「朝鮮民主主義人民共和国に政治、思想の強国、軍事強国という呼び名のほか、青年強国と言う新たな呼び名がある。長い人類史を紐解いてみても、青年強国と言う言葉はどの国にもなかった。真の意味での強国は青年強国だ。朝鮮は健全で気高い精神、道徳の風格を身につけた青年たちの大部隊を持つ前途の明るい国だ」