青年デーにまつわる話

青年デーにまつわる話

朝鮮で8月28日は青年デーです。毎年、朝鮮の青年たちが国中の人々の祝福の中、意義深く迎える青年デー、この日が制定されたのは次のようないきさつからです。

チュチェ79（1990）年5月のある日のことでした。偉大な金正日総書記は青年デーを制定することについて話しました。総書記は、青年たちがこれからも朝鮮労働党の呼びかけに応えて、社会主義建設の困難なところで偉勲を立てるようにすべきだ、そうするには青年たちを大いに押し立て、励ましてやるべきだと言いました。そして、青年たちを励ますためには青年デーを制定するのが良さそうだと言いました。

関係者たちは胸が躍るのを感じました。青年デーの制定は、青年はもちろん、国中の人々の祝い事になるからでした。その後、関係者たちは、青年デーの日付けのことで議論を重ねました。青年デーを朝鮮の青年運動と朝鮮の青年たちにとって最も有意義な日にするべきだが、そのような日は数え切れないほど多かったからです。

チュチェ80（1991）年1月15日、青年同盟の活動家たちは1927年8月28日の朝鮮共産主義青年同盟の創立日を青年デーにするのが望ましいという偉大な金日成主席の直筆を受け取りました。主席が結成した朝鮮共産主義青年同盟は、朝鮮革命の前途を切り開く使命を帯びて、広範な反日大衆団体を統一的に指導した前衛組織でした。その時から朝鮮の青年運動の新しい歴史が開かれました。

正に8月28日の青年デーは主席と総書記の深い信頼と温情によって生まれたものです。

世界のどこにも青年があり、自分なりの青年デーを持っている国もあります。人種差別に反対する暴動の勃発を記念するため青年デーを制定した国もあり、宗教活動家の誕生日を国家的な青年デーに記念する国もあります。南米のある国の青年デーの時は、独立戦争で犠牲になった青年たちを追悼する儀式が行われるといいます。

しかし、朝鮮の青年デーは、金日成主席と金正日総書記によって制定された青年たちの有意義な祝日、国中の祝日となっています。

（偉人伝）