青年たちを新しい朝鮮の主人公に

青年たちを新しい朝鮮の主人公に

多くの国で頭痛の種となっている青年問題を最も完璧に解決した国が朝鮮民主主義人民共和国です。朝鮮では青年が社会の最も活力に溢れる部隊、革命の頼もしい継承者として押し立てられています。青年の清らな魂と知恵、熱い情熱と底知れない力は社会主義強国建設を力強く促しています。

朝鮮で青年運動は偉大な金日成主席によって切り開かれました。金日成主席が抗日革命闘争の時、朝鮮共産主義青年同盟を結成して青年を結束させた時から朝鮮の青年運動は新しいスタートを切り、貴い伝統を築きました。主席の指導による北朝鮮民主青年同盟の創立は、朝鮮の青年運動の歴史に刻まれた出来事でした。

チュチェ34（1945）年8月15日、抗日の伝説的英雄である金日成主席は日本帝国主義者の植民地支配を終わらせ、国の解放をもたらしました。

当時、主席はとても多忙な日々を送っていました。金日成主席は勤労人民大衆を一つの組織的勢力として結束させ、新しい国作りの主体的勢力を強めるのに第一義的な力を入れました。分けても、青年が新社会の建設で占める地位と役割、そして、当時の朝鮮の青年運動の実態にかんがみて、青年たちを一つに結束させるために正しく導きました。

朝鮮革命博物館のパク・チョンシム課長のお話です。

「国の解放直後、朝鮮の青年運動の内部は混迷を極めていました。当時、国の全般的地域には相異なる階級と階層の利益を代表するいく筋もの青年団体が活動していました。青年運動のこうした状況を把握した金日成主席は、既に組織された共産主義青年同盟が青年大衆を一つに結束させ、青年運動を発展させる上で主動的な中核の役割を果たすようにしました。こうして、共産主義青年同盟は朝鮮の青年運動を発展させ、青年を新しい国作りに奮起させる上で中核の役割を果たすことになりました。しかし、当時、共産主義青年同盟はその名の通り、社会主義を信奉する無産者青年だけの組織だったので、出身階級や政治動向の異なる広範な青年を結束させる上では一定の制約がありました。こうした時、金日成主席は『愛国的青年は民主主義の旗の下に団結せよ！』と言うスローガンを掲げて、共産主義青年同盟を主動的に解散し、大衆的な青年団体である民主青年同盟を結成する路線を示しました」

金日成主席は日本帝国主義者に反対する愛国的青年を抗日の旗の下に結束させた豊かな経験を踏まえ、民主青年同盟の結成のための準備を手落ちなく進めました。そして、民主青年同盟の結成に関して、これから結成される民主青年同盟の組織はその性格に合う新しい綱領と規約を持つべきだとし、民主青年アクチブ大会を至急開いて共産主義青年同盟を民主青年同盟に改組することを宣言し、民主青年同盟結成のための準備を大衆的な活動に切り替えるようにしました。

チュチェ34（1945）年10月末、ピョンヤンでは民主青年アクチブ大会が開かれ、共産主義青年同盟を民主青年同盟に改組する決定が全会一致で採択され、翌年の1月17日、北朝鮮民主青年同盟の創立が宣言されました。

こうして、国の解放後、相異なる階級と階層の広範な青年を一つに結束させ、新しい国作りに奮起させる大衆的な青年組織が結成され、抗日の革命伝統を受け継ぐ朝鮮の青年運動は新しいスタートを切りました。

（フィーチャー　青年を愛せよ）