難病と闘う才子たち

医学研究院の腫瘍研究所は、医学界で難病とされる癌の研究と治療を専門とするところです。数十年の歴史を持つ研究所には各分野別に細分化した研究室があります。中でも胸部腫瘍研究室は高い医術が国中に知られています。

近頃は、食道癌の新たな治療方法を完成して臨床に導入しました。食道癌の手術は胸部と腹部を切開する複合手術であるため、患者の肉体的負担がとても大きく、多くの場合、合併症を伴うので難易度の高い技術を要します。研究チームはこれまでの治療方法の欠点を克服するための治療案を構想し、英知を集めて研究を深めました。鋭意努力した結果、食道癌の手術の新しい方法の確立にこぎ着けました。

これに慢心せず、先端技術を応用する新たな治療方法を次々と確立し、肺癌の治療効果をはるかに高め、薬物を多量節約できる展望も開きました。新たな治療方法はいずれも腫瘍縮小の効果が大きく、治療期日も短いばかりか、合併症がないのが特徴です。