集団にあふれる情

集団にあふれる情

朝鮮の勤労者は、工場、企業など仕事場で、助け導きあいながら集団的な革新を起こして生産の成果を収めています。ピョンヤン鞄工場にも暖かい情が満ち溢れています。

昨年、この工場の裁断作業班の人たちは、高齢にもかかわらず国の科学技術の発展のため、外国文の翻訳に知恵と情熱の限りを尽くしているある戦争参加者のことを耳にしました。作業班の人たちは、革命の先達の気高い精神に深い感動を覚えました。

それ以来、作業班のみなは、その年寄りの実の息子娘になった思いで、生活に少しの不便も無いようにと真心を尽くしました。その過程に作業班には、助け導きあう集団主義の美風があふれました。

親のいない作業班の人が婚礼を挙げる時は、作業班がこぞって、婚礼準備は勿論、新世帯に必要な家財道具を用意しました。また、病気にかかった作業班員の回復のためみなが誠意を尽くしましたが、それを目撃した病院の医師たちはそのことを今も胸熱く思い起こしています。

社会と集団、同志のために尽くす日々に、作業班は今年の人民経済計画を上回って達成しました。この工場のすべての作業班では、社会と集団のために献身するのがひとつの慣わしとなりました。

革命の先達を敬い、他人のために自分をささげる気高い気風は、朝鮮のどの仕事場でも見ることができます。

（今日の朝鮮）