間抜け者の無謀な妄動

間抜け者の無謀な妄動

この6日アメリカは、共和国の大陸間弾道ロケットのテスト発射を国際平和と安全への脅威だとして、共和国の経済発展と人民生活の向上を完全に阻む事を狙った国連安保理の制裁決議2371号を作り上げました。これを受け先日、南朝鮮傀儡外相康京和は『ASEAN地域フォーラム』の閣僚会議で、「国連決議の成功裏の採択を評価し感謝する。この度の制裁決議に極めて重要且つ実質的な効果がある内容が込められている」等と言いふらし、共和国に対する国際的な圧迫の強調*1を哀願しました。

康京和の醜態は民族の力と尊厳は何で、朝鮮半島の平和がどう守られているかも知らない、間抜け者の無謀な妄動です。最も図々しいギャング国家であるアメリカが主導し、芯の無い卑劣な者達が投票機械となって作り上げたこの度の国連安保理の反共和国制裁決議は、アジアの核強国、世界的な軍事強国の戦略的地位を堂々と占めている共和国の威力に怖気づいた者達の最後の足掻きに過ぎません。

アメリカと追従国家が躍起になっても、最強の核と大陸間弾道ロケットまで保有している共和国はびくともしないというのが、内外世論の一様な評価です。著しく高まった共和国の総合的な国力と戦略的地位を制裁を加える事で崩してみようとのアナクロの妄想は、アメリカ国内でも嘲笑の的となっているのが厳然たる事実です。にも拘らず康京和が、途方も無く制裁と封じ込めの効果について夢見ているのですから、これこそ保守政権の二の舞を演じる愚かなものだと言えるでしょう。

康京和はこの6月、外相に就任した直後、「南北が再び一つになって平和と繁栄の中に生きるその日を待ちわびる」と言いました。そんな者が機会ある毎に対決を煽っています。この度の『ASEAN地域フォーラム』閣僚会議で、THAAD配備の強行に対する周辺国の追及に「本末転倒だ」とし、「THAAD問題の原因はやはり北の挑発にある」と共和国を悪辣に中傷したのも、何事であれ同じ民族との対決の観点から見る朴槿惠タイプの歪んだ思考方式の表れです。

朴槿惠反民族集団は発足当初から命の綱が切れる最期まで、「高強度制裁」、「最も痛感に覚えさせる制裁」等と言って、共和国に対する制裁に躍起になりました。しかし与えられたのは対決政策の総破産とそれによる悲惨な破滅だけでした。他ならぬ康京和が、朴槿惠の恥ずべき運命をそのまま繰り返しているというところに悲劇があります。康京和は自分の不順な言動が災いを招くという事をはっきり知って、分別を弁えるのがよいでしょう。

外部勢力との結託で共和国を押し潰そうと必死になっても、与えられるのは民族の糾弾、国際的な恥だけです。

（時事評論）