長剣にこもる偉人称賛の思い

どの国を問わず長剣は古くから英知と勇猛、力と自由、平和のシンボルとされてきました。正義感溢れる平和な世界、自主的な世界を望んで止まなかった世界の人々にとって、長剣の象徴的な意味は尚強調されています。

朝鮮の名山、ミョヒャン山*1に位置する国際親善展覧館。ここには偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記、敬愛する最高指導者金正恩委員長に各国の元首・政界等社会各界の人、各階層の人から贈られた数限り無い贈り物が保存されています。

その中にはシリアのダマスカス長剣もあります。この長剣は3千年の歴史を誇るダマスカス長剣です。チュチェ101年（2012）11月2日、金正恩委員長にシリア・アラブ共和国のバッシャール・アサド大統領*2から贈られた物です*3。

ダマスカス長剣はダマスカスの人だけが作る事が出来るといいます。古代からダマスカスの将軍達はこの長剣を持って戦場で敵を倒し大勝したといいます。アサド大統領は、複雑多端な情勢の中でも少しの狂いも無く朝鮮人民を自主の道・社会主義の道へと導いている金正恩委員長への敬慕の念を込めて、これを贈りました。

チュチェ99年（2010）10月27日、シリアのラタキア県商工業不動産投資会社の社長もこのダマスカス長剣を贈りながら、「金正恩委員長が力と正義のシンボルであるこの長剣を握り世界の平和と安全を守って欲しい、これはシリア人民の願いだ」と言いました。

昨年8月訪朝したシリア農民総同盟のアハマド・サレハ・イブラヒム委員長*4は次のように語りました。

「今回の訪朝の際、私たちは尊敬する金正恩委員長に差し上げる贈り物を持ってきました。贈り物は、シリアで英知と勇猛のシンボルとされているダマスカス長剣で、これには偉大な方に捧げる私たちの誠意が込められています。尊敬するバッシャール・アサド大統領と尊敬する金正恩委員長の健康を祈り、金正恩委員長が敵対勢力のあらゆる挑戦を跳ね返す上で威力をとどろかせることを願っています」

幸せの園を築き未来を築くにはハンマーと鎌が無ければならない、という言葉があります。しかしハンマーと鎌だけでは幸せを守れず、世界の人々が望む平和な世界・自主化された新世界を建てられないというのが今の厳然たる現実です。

自主の旗高く自力更生と一心団結の威力で社会主義強国建設の道へと進む朝鮮、世界は朝鮮の現実を目の当たりにし確信しています。抜きん出た英知と卓越した指導力、熱い祖国愛と人民愛で正義と真理を守る強い力をもたらす金正恩委員長が居て、朝鮮の社会主義偉業も世界人民の自主化の偉業も早められるという事を。

それでダマスカス長剣だけではない世界の名立たる長剣は、金正恩委員長を称える世界の人々の思いを語り伝え偉人称賛の宝庫を一層豊かな物にしているのです。

（世界と朝鮮）