金正淑女史の一生

金正淑女史の一生

抗日の女性英雄金正淑女史は朝鮮の解放と朝鮮革命の勝利のために自分のすべてを捧げた熱烈な革命家でした。

偉大な金日成主席の心の中でいつも金正淑女史はもっとも貴重で親しい同志、忘れられない革命の戦友として生きていました。金正淑女史は革命の道に出た当初から金日成主席に対する限りない忠誠心を持って、主席を決死の覚悟で守りました。

チュチェ25（1936）年8月のある日、金正淑女史は主席が組織し、指揮する撫松県城戦闘に参加しました。主席は女史を呼んで数人の女性隊員を連れて、東山砲台の近くにある山ひだで食事の支度をしながらそこを守ることを指示しました。

山ひだは敵軍から奪った東山砲台を守るうえでとても重要な位置にありました。ここに1個小隊ほどの人数の敵軍が攻めて来ました。敵軍をそのままにしておいては部隊はいうまでもなく、主席のいる革命の司令部が危険に晒される恐れがありました。

金正淑女史は両手に1挺ずつモーゼル拳銃を握り締め、「司令部を命がけで守ろう！」と叫び、隊員のみなを奮い立たせました。弾丸が耳元をよぎる危険千万なときも女史はひたすら司令部の安全だけを考えました。

女史の犠牲精神によって山ひだは守られ、革命の司令部が死守され、戦闘は朝鮮人民革命軍の勝利に終わりました。正に抗日のその日々から金正淑女史が主席の身の安全を守って闘った数々の感動深い話は数え切れません。

女史は身がそのまま盾となって銃弾を防ぎ、雪や雨も防いで主席の身の安全を守った真の忠臣、指導者を決死の覚悟で守る精神の権化でした。金正淑女史の一生は指導者を決死の覚悟で守ることは義務である前に良心であり、道徳であり、信義であるべきだという崇高な志を朝鮮人民みなの胸に深く刻みつけています。

指導者決死擁護の模範を示したペクトゥ山の女性将軍金正淑女史の偉大な忠臣の姿は世紀をついで今も朝鮮人民の心の中に消えることのない衷情の星として輝いています。

（偉人伝）