逞しい開発者

逞しい開発者

キムチェク工業総合大学電子工学部の科学者たちが独自のセンサーを開発するために励んで成果を収めています。

電子センサー研究室主任キム・グムチョルさんのお話です。

「私たちは輸入に依存していたセンサーを国産化する大胆な目標を掲げ、その開発に力を入れてきました。実験を重ねる過程に測定センサーの構造と特性を解明するための科学技術上の問題を独自の方式で解決しました」

目標に掲げたセンサーは、使用期限を他より延ばすことなどいろんな難題を抱えていました。しかし、研究室の科学者たちは自彊力第一主義のスローガンの下、知恵と力を合わせて困難を乗り切りました。

使用期限延長、コストダウン、安定指数増加の利益を得るため、研究室では数百回の技術協議会と実験を行ないました。プログラムとデバイス、センサー技術の集合体とも言える新たな器機の開発はこのように始まり、一つ一つ進みました。試行錯誤を重ねる過程に研究室では、水質総合測定機など現代的な測定設備を開発しました。

製作方式の水準と測定正確度が高いため、この測定設備は現実で効果を表しています。水質総合測定機は、水質を科学的に分析して魚の生育環境を改善し、繁殖率を高めて養魚の科学化、集約化に大いに役立っています。また、農業部門でこの測定機を利用して土壌のピーエッチや塩分を精密分析し、土壌管理と作物栽培の過程をさらに科学化するなど、その使用範囲が広いのも特徴です。

今、研究室の人たちは成果に奢ることなく、さらなる目標を掲げて新たなセンサーの開発に知恵と熱情を捧げています。

「私たちはこれからも自彊力第一主義のスローガンの下、独自の現代的な測定設備をより多く開発するつもりです。衷情の70日間戦闘に積極的に参加して完全に国産化した環境ガス総合分析器を開発して、朝鮮労働党第7回大会を勝利者の大会、栄光の大会に輝かせるのに少しでも寄与したいです」