誰よりも先に生産工程の現代化を

誰よりも先に生産工程の現代化を

今年共和国では化学工業と共に金属工業を経済強国を支える二つの柱と見なしています。金属工業部門の人たちは、国の経済発展での鋼鉄生産の重要性を自覚し、鋼材の増産に励んでいます。

国の鋼鉄生産で大役を果たしているファンヘ製鉄連合企業所がその先頭に立っています。今、企業所では生産工程全般の現代化を推進しています。近年、重油とコークスをまったく使わない新しい生産システムを確立するため励んで多くの成果を収めました。

もっとも大きな成果は無煙炭ガス化による高温空気燃焼技術を大々的に導入したことです。国の燃料条件に合う合理的な設計と各種大型鋳物の製作などでの技術上の難題を企業所の労働者、技術者が知恵と力をあわせて解決しました。これは近いうちに企業所の鋼鉄生産を大幅に増大させるしっかりとした裏づけとなっています。

企業所ではまた、重量レールの生産のための連続造塊工程も確立しました。そして大型酸素分離機の運営のために数十キロメートルの電線を引く作業も行われ、貨物駅から構内までの鉄道の電化も実現しました。これは経済強国を支える鋼鉄の柱を固めていく企業所の労働者の強い気概を示すものです。

企業所の労働者と技術者はこれからも国内の原料と燃料による生産システムを確立して鋼鉄生産で新たな成果を収めることでしょう。