詩「一つしかない祖国のために」

詩「一つしかない祖国のために」

詩「一つしかない祖国のために」は、朝鮮人民に好んで詠まれる詩の一つです。この詩は、共和国英雄の称号を受けたリ・スボク*1さんが作ったものです。

朝鮮人民の祖国解放戦争最中のチュチェ40（1951）年10月、ある山を占めるための戦闘で、リ・スボクさんは敵のトーチカをわが身で塞いで部隊の突撃路を開きました。当時、18歳でした。

戦闘の後、その遺留品の中から小さな手帳が戦友たちの目につきました。ページの中には、国のために命を捧げる兵士の固い決心が文字ごとに強く表れる一編の詩が書き込まれていました。

私は解放された朝鮮の青年だ
生命も大切だ
輝かしい明日の希望も大切だ
しかし、私の生命、私の希望、私の幸せ
これは祖国の運命には代えられない
一つしかない祖国のために
二つとない生命ではあるが
私の青春を捧げること以上に
貴い生命
美しい希望
偉大な幸せが
ほかにあるだろうか！

チュチェ94（2005）年、この詩に節をつけて歌い始めました。

では、功労国家合唱団のレパートリーから「一つしかない祖国のために」、この歌を男声独唱と男声合唱でお聴きください。

（コンテンツ―本）