親しく呼ばれる作業班長

親しく呼ばれる作業班長

朝鮮には陰日なたなく、清らかな思いで真面目に働く大勢の農業勤労者がいます。ピョンアン南道*1アンジュ市*2のトクソン協同農場*3第3作業班の班長であるリャン・ドククンさんもその1人です。

農場員のチェ・ジョンオクさんのお話です。

「リャン班長は本当に仕事熱心な人ですね。どうすれば穀物を増産し、労働党の期待に報いられるか、ただこのことだけを考え、実践しています。毎年、穀物生産計画を上回って達成する力のある作業班になれたのは、班長の努力大、ということです」

リャンさんは10数年間、作業班長を勤める過程に穀物増産のために、作業班の人たちのために多くのことをしました。米を量産する人が篤農、愛国的な農民だと信じているので、野良仕事に打ち込みました。土壌状態を田畑別に詳しく分析し、それに基づいて地力を高めることに取り掛かりました。

ここでリャン班長が重視したのは農産と畜産のサイクル生産システムを構築して、有機肥料をさらに確保することでした。そのため、地元の実情に合わせて温室効果を最大限利用できる家畜小屋を見事に建てました。結果、畜産物の生産を増やしながら良質の有機肥料をより多く出し、温室を利用して農場員に多くの野菜を供給することが出来ました。

一方、生物活性堆肥を積極的に探し出し、フミン酸肥料の生産も中断なく推し進めて、穀物生産を画期的に増やせる見通しを立てました。リャン班長は多量収穫品種の導入にも励みました。試作畑で新種の作物を栽培し、その導入での科学技術上の諸問題を実践を通じて会得させました。またそれに基づいて新種導入の面積を段階別に増やしました。

分組み別に耕作地の担当責任制を正しく実施し、農場員の意欲を燃やすことにも力を入れました。リャン班長の進取の気性に富んだ仕事振りにより、作業班は毎年、穀物生産計画を上回って達成し、農場員の生活はいっそう潤いを増しました。

自分より作業班の人たちを先ず思うリャン班長の溢れる人情味に惹かれて、農場員は仕事に精を出しました。ここの人たちはリャン班長のことを篤農、偉い作業班長と親しく呼んでいます。

リャン・ドククン作業班長のお話です。

「私たち農業勤労者の使命と本分は何でしょう。朝鮮労働党の農業政策を徹底的に実行して、穀物を増産することだと思います。労働党の農業政策どおりに仕事をしただけです。今年も精一杯働いて作業班全般で、最高生産年度の水準を必ず突破するつもりです」

（今日の朝鮮）