被害地域での大豊作

被害地域での大豊作

この8月10日と11日、朝鮮はフィリピン辺りの海上から発生して多くの国に多大な被害を与えながら北上した台風6号の影響を受けました。台風6号が北上する時から朝鮮は、被害の最小化のための強力な国家的措置をとりました。

しかし、8月10日の夜、カンウォン道*1アンビョン郡*2オゲ里*3一帯では谷川の水と津波のぶつかり合いからの急流で、川の堤防が決壊しました。こうして、アンビョン郡のオゲ農場*4とウォルラン農場*5の250ヘクタール以上の耕地が冠水しました。

敬愛する金正恩総書記は、台風の被害発生の当初から、直ちに、党と政府の幹部たちを被害地域に派遣し、カンウォン道駐留の人民軍部隊に必要な人員を緊急移動させて、台風の被害を早くなくすための措置をとりました。そして、8月11日、被害復旧現場を訪れ、自ら復旧を指導しました。

12時間にわたる被害復旧作業は、川の堤防を復旧し、耕地に入る川の水を完全に遮断することで締めくくられました。

8月17日、再びここを訪れた総書記は、冠水した耕地の農作物の生育状態を改善するための対策として、人民軍空軍部隊の飛行機を動員する措置をとり、長い間、田んぼにいて、農薬散布の全過程を直々指導しました。

この日、総書記は二つの農場で自信を持って農業生産に奮い立ち、地帯の特性と気象条件に合わせて農作物の生育後半期の肥培管理を科学的に行い、今年の農作を安全にしめくくるため全力を尽くすべきだ、と強調しました。

そして、農業部門の関係者と勤労者みなが気象災害による被害を最小化し、農作物の安全な生育を保つための肥培管理を科学的にきちんとやって、国中のどの農場でも多量収穫の成果を収めるべきだ、と言いました。

金正恩総書記は、元の姿を取り戻した冠水耕地を見て、自然の被害をなくしたこの地帯に実り豊かな秋と幸福が訪れることを願うと言いました。その後、総書記のエネルギッシュな指導の下に冠水した耕地にも豊作が訪れました。

朝鮮農業勤労者同盟中央委員会のキム・ミソン主任のお話です。

「金正恩総書記は、今年の穀物生産目標の達成を12の主な目標達成で決定的な意義がある支配的目標とし、その実現のための重要な措置を取りました。国中の全ての農場が皆一緒に穀物生産を増やすのがもっと切実かつ重要だとした総書記の教えを肝に銘じて、国中の農場で今年の農作を立派に営むために励みました。党と国家の措置によって、今年の農作のための全ての問題が最優先的に、迅速に解決され、農村に必要な営農物資が適期に合わせて十分に供給されました。そして国中が農業を物心両面から援助しました。今年、国中の農場に訪れた豊作を見て、また、水害を受けたオゲ農場とウォルラン農場でも今年の国家の穀物生産計画を上回って達成したという便りを聞いて、私たち農業勤労者は、労働党が示した通りにやれば、豊作は問題ないと言うことを改めて確信しました」

（政治―為民献身）

• 2023.08.14 金正恩総書記が台風の被害を受けたカンウォン道アンビョン郡オゲ里一帯を視察しました
• 2023.08.18 金正恩総書記がカンウォン道アンビョン郡のオゲ農場とウォルラン農場を視察しました