若い科学者の光栄

若い科学者の光栄

理科大学の研究者であるリ・ジョンチョルさんは、科学研究で大きな成果を収めたことで高く評価されました。リさんにとっては、光栄の至りでした。

「金正日総書記と金正恩元帥は、若い科学者たちを信じて、国の繁栄に役立つ科学研究の課題を任せ、細やかに指導しました。元帥は、まだまだ多くのことをしなければならない若い科学者の私ですが、研究の成果を高く評価し、感謝まで送りました」

リさんは、大学を卒業して10数年しかならない30代の研究者です。20歳過ぎから学界で頭角を現し、数編の発明と新技術の開発で総書記を喜ばせました。総書記は、新進気鋭の科学者が大学院を経て、研究院でより多くの知識を積み、視野を広めるように気を配りました。

その深い思いやりに高い実力で報いる一念で研究に打ち込み、学界の未知数として残っていた数件の問題を解決しました。その研究の成果の一つが、実用的な機械翻訳プログラムの開発でした。ここでリさんが一番力を入れたのは、インターフェースの開発と朝鮮語のミックスでした。

複数の言語をマスターしてのみ可能な研究でしたので、昼夜兼行で張り切りました。懸命な努力によって開発された翻訳プログラムは、国内で一番と評価されました。

若い科学者の成果を誰よりも喜んだのは総書記でした。チュチェ97（2008）年1月、総書記はその機械翻訳プログラムを見て、素晴らしいと高く評価し、プログラム開発のレベルアップに引き続き力を入れなければならないと言いました。

総書記の教えに力づけられたリさんは、いっそう精を出して、短期間に翻訳支援システムを完成し、現実に導入しました。金正恩元帥は、大学を卒業してからこれまでのリさんの成果について聞いて、この3月、またもや感謝を送りました。

リさんのお話です。

「金正日総書記と金正恩元帥の信頼が滋養分となって、難題にぶつかっても疲れませんでしたし、他国の貫禄のある科学者とも張り合って、朝鮮の科学者の尊厳を轟かすことができました。朝鮮の科学技術を世界の先端レベルに引き上げるのは、総書記と元帥の意志です。これからも、元帥の深い信頼に更なる研究の成果で報いたいと思っています」