苗木の生産と科学技術を密着させる

苗木の生産と科学技術を密着させる

朝鮮のピョンアン南道*1スンチョン市*2山林経営所で苗木の生産と科学技術を密着させるのを重要な経営戦略として励んだ結果、成果を収めています。

支配人、つまり責任者のチェ・ソンチョルさんのお話です。

「これまで苗木の生産の科学化に引き続き努めてきました。その間、日除けを使わずに、1年生の朝鮮五葉松と唐松の苗木をたくさん生産できる科学的土台も築きました」

苗木の生産の科学化のためにここの人たちが重視したのは、育苗場をしっかり整えることでした。先ず、母体となる育苗場の屋内生産施設を建てました。そして屋外栽培場の苗木畑を区画整理しました。また太陽光発電システムを構築して、苗木の栄養ポットの生産と潅水に必要な動力を自力でまかないました。

さらに苗木の活着率を高めるための林間育苗場もつくって生産を増やしました。こうして地元の気候と風土に適応した良種の苗木を年に数十万本ずつ生産しました。

山林経営所では苗木の生産の科学化の水準を高めることにも関心を向けました。科学技術普及室の運営に力を入れて、生産の直接の担当者である従業員みなが進んだ苗木の生産方法を積極的に受け入れるようにしました。

地元の実情に合う苗木の生産方法の確立によって、充実した苗木をもっとたくさん栽培することになりました。今年に入って山林経営所では苗木畑の土壌を隈なく分析したのに基づいて、有機肥料をもっとたくさん確保することに綿密に取り組んでいます。

責任感の強い従業員を選んで管理職に任命し、苗木の貯蔵庫の温度保障の対策を徹底させています。これと共に従業員みなが苗木の管理を科学的に行うよう、要求度も高めています。

支配人チェ・ソンチョルさんのお話です。

「これからも山林の造成を将来を見通して綿密に行って、短い間に市内の山と言う山はすべて緑に覆われるようにするつもりです」

（今日の朝鮮）