花と賀状
母の日の雰囲気をいっそう盛り上げるのは美しい花と賀状です。朝鮮ではチュチェ101(2012)年に母の日が制定されました。
母親にあげる記念品を用意して子たちがこの日を待っていた同年9月21日、ピョンヤン・フラワー研究所を訪れた敬愛する金正恩総書記は、研究所のここかしこを美しく飾っている花の風景に見入りました。そして母の日が新しく制定されたことに触れ、社会的に広く紹介するのも良いが、それよりもこの日に子たちが花屋で花を買って、母親に上げればもっと喜ぶだろう、また、社会的な女性尊重の雰囲気作りにもプラスになるだろう、と言いました。
現地指導の途上でも2ヵ月後に迎える母の日のことが気になっている総書記でした。母の日が日一日と近づいていた11月のある日、総書記は母の日記念の賀状を、年賀状並みにデザインして印刷するようにと言いました。そして賀状のデザインをいろいろな形で早く作らなければ、母の日までは時間がいくらもないから急がなければならないと強調しました。
朝鮮の母親たちが喜びの中、受け取る花と賀状にはこのようないきさつがあるのです。
(フィーチャー)
2021.11.14の記事